僕の可愛いはもうすぐ賞味期限！？ ページ9
.
ちゅ…
ちゅ…
監督「カット！」
「…」
山田「…」
ドラマの撮影中。
今は山田さんとのキスシーンの撮影で
カットがかかると山田さんがニコッとしてくれ
それに私もニコッと答える。
そして監督からOKが出ると
次はセットを移動し会社のシーンの撮影。
そこには和也もいる。
パチッ…
「…」
大橋「…」
セットに入ると和也と目が合い、ニコッとし合う。
迫田「山田くん女性スタッフさんざわついてたよ笑
かっこいい〜って笑」
山田「いやいや…笑」
大橋「いーなー！俺も山田くんとちゅーしたいー！笑」
こうやってあひゃひゃと笑い
私が気まずくないようにしてくれるのはすごく優しい。
けど目があった瞬間にわかった。
この人…メラメラしてる。
目が全然笑ってない。
そして今日に限ってこの後お泊まりの予定…
恐ろしすぎる…
.
「ただいまー…」
大橋「おーおかえりー」
先に撮影を終えてた和也のお家に帰ってくると
そこには想像以上にニコニコしてる和也。
逆にめっちゃ怖いんですけど…笑
"ご飯作ったから一緒に食べよー"といい
一緒にテーブルに座り食べ始める。
大橋「なーなー。どんなちゅーやったん？山田くん。」
そう至って普通な顔で聞いてくる。
「…え、どんなって。普通よ。」
大橋「俺がするみたいな？」
「いや…そこまで気持ちのいいものでは…」
…
…
いや待って…
私今…めっちゃ恥ずかしい事ゆってない…？
そう思った時にはもう遅くて…
大橋「え？俺のちゅー気持ちいと思ってんの？
かわええなぁ」
とニッコニコの和也。
「いや…気持ちくない。」
と恥ずかしくなって変に嘘をつく。
大橋「え？顔真っ赤やで？」
と笑いながら私の近くに寄って来て
顔を覗き込まれる。
大橋「気持ちくないの？」
「…分からへん…」
もう何言っても無駄や…そう思ってこう答えると
ふっと笑い…
大橋「ほな確かめてみよか」
そう言うと和也の反撃が始まった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 716人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うに - 大橋はぷにぷにしているのか､､、。 (8月4日 1時) (
レス) @page11 id: 56240c6a2c (このIDを非表示/違反報告)
うま - 読み終わりました！ 甘い日常だけなのかな？？と思って読んでみたら、二回も泣かされました。 涙もろい人注意です！！ (7月11日 23時) (レス) @page41 id: 56240c6a2c (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - わー！！待ってました！！いろいろあってなかなかこのサイト見れなかったけど、やっぱりこの作品が一番好きです。更新ありがとうございます！！ (5月23日 22時) (レス) @page41 id: f7a4b3036a (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - めっちゃ作品の続き気になります！急かしてるつもりはないので主さんのペースで頑張ってください！ (2023年3月14日 3時) (レス) id: 649c3f4226 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - きゃーー！！亮くんと結婚する結末になるのかと思った…よかった…執筆お疲れ様です！ (2023年3月6日 22時) (レス) @page38 id: 34763af69b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うな | 作成日時：2022年8月27日 23時
