ロシア領の私はある日突然北欧にかっされちゃいました!?パート2

57.心配性 ページ11

ロシア「本題にはいるけどさ…A」

『…はい？』

急にロシアさんが私の肩をつかんで真剣な顔で言った

ロシア「…北欧で…いじめられてたりしてない…？辛いことはない…？」

『…へ？』


…いじめらる…？私が…？

もしかして、ロシアさん…

そんな事わざわざ聞きに遠い所に足を運んでくれたの…？

ロシア「A…？」


『ロシアさん…私はとても元気にやっています…ロシアさんが心配するような事は全くないですよ』

ロシア「ほ、ほんと…？」

ロシアさんの力が少し弱まり、顔が和らいだ


本当に、心配してくれてたんだ


『はい』

なんだか嬉しくなって、肩を掴んでいるロシアさんの手に手をそっと重ねた


ロシア「A…///」

リト「ロシアさん…？」

ロシア「う、ううん…！なんでもないっ…！」

そういい、ロシアさんが手を引っ込める


な、なにかまずい事したのかな…！？


『ロ、ロシアさん…？』


そっと顔を覗き込む

ロシア「な、なんでもない…！なんでもないから…！リ、リトアニア…！」

リト「は、はい…！」

ロシア「か、帰る…！！」

リト「か、帰る…！？え、ちょ…！あっ待って下さいよぉ！！」

すたすたと歩き去っていくロシアさんを慌てて追いかけるリトアニアさんの後ろを呆然と見る



な、なんだったんだろ…


『…！！！！』


［リトアニアのメアドとか聞かないの？］

ふとあとの言葉がよぎる


そうだ…！


今いかないと…！！

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