クリスマス特別番外編５ ページ50
指宿宅に１泊することになった仁花
べろべろに酔っ払った姉ちゃんたちを放って置いて、俺たちは風呂と寝支度を済ませた
母｢片付けは私たちでやっておくから、Aちゃんと仁花ちゃんはもうおやすみして大丈夫よ｣
A｢ありがとう母さん｣
谷地｢すみません……散らかしっぱなしで……｣
母｢いいのいいの、はいじゃあどうぞ｣
そう言って案内されたのは母さんと父さんの寝室
嫌な予感がしたけど、そのまま何も言わずに部屋の扉を開くと
そこには案の定綺麗に敷かれているダブルベッドがあった
A｢あの……母さん？｣
母｢お母さんたちは気にしないから、存分に過ごしてね！｣
それじゃあ！
と、母さんはスキップしながらリビングへ戻って行った
はぁー……こんなことしやがって……
仁花が引くだろ
A｢ごめん仁花、母さんが勝手にあんな……｣
俺が見たのは、顔を真っ赤にしてダブルベッドを見つめる仁花の姿
その慣れない様子と純情さに、思わず俺も顔の温度が上がる
A｢あの……仁花？｣
谷地｢はひょ！？なんでござんすか！？｣
A｢あー……うん、一緒に寝よっか｣
しどろもどろにベッドに潜り込む俺たち
電気を消して真っ暗にすると、俺は仁花と向き合う形で横になった
近い、仁花がこんなに近い……
いとおしくてたまらない俺は、そのまま仁花をそっと抱きしめた
その瞬間びくりと体を揺らす仁花
A｢恐がらないで、今日は何もしないから……
こうやって抱きしめさせて｣
こくりと、仁花は無言で頷く
A｢寒くない？｣
谷地｢うん、Aが温かいから……｣
お互いの体温で段々暖まってきて、ウトウトと眠気が襲ってくる
いつもは学校が違うから会えない仁花
休みがあっても、いつも会えるわけじゃないし
だからこうやって仁花が目の前にいて、抱きしめあっているなんて、夢みたいだ
A｢仁花｣
谷地｢なに？｣
A｢好き｣
谷地｢私も、Aが好きだよ｣
A｢あとさ｣
谷地｢？｣
A｢メリークリスマス｣
クリスマスに家族と過ごすのもいいけど
恋人と過ごすのも悪くないな……
クリスマス特別番外編 END
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そるてぃー(プロフ) - みのりさん» コメントありがとうございます(*´ω｀*)クリスマス特別番外編では仁花ちゃんとのイチャイチャを書く予定です( *´艸`) (2017年12月24日 8時) (
レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
みのり - はぁあああもうこの作品大好き(*´∇｀*) (2017年12月24日 1時) (レス) id: f7f972f947 (このIDを非表示/違反報告)
そるてぃー(プロフ) - 葵 日向さん» ただ今帰りました〜すごく楽しくて日本と違った刺激を貰えました(´艸`)これから更新頑張りますね！ (2017年12月13日 7時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
葵 日向 - おかえりなさい！いいなぁー(￣^￣)外国行ったことなくてあんまり知りませんが笑 更新頑張ってください！ (2017年12月12日 17時) (レス) id: cf16b5d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
そるてぃー(プロフ) - bookさん» ただ今帰国しました！これから更新頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そるてぃー
| 作成日時：2017年10月29日 9時
