白鳥沢の貴公子 【男主】

episode２８ ページ38

翔陽を含めた強化合宿メンバーが集まり、練習が始まった




アップを終わらせて今はスパイク練
相変わらず翔陽はボール拾いで、取りこぼしてるけど




A｢ふっ！｣




ドッとスパイクを打ち込む俺
おっ、今のなかなか良くね？



と思ったけど、ベンチを見れば俺に手招きする監督



翔陽が俺の打ったスパイクのこぼれ球を逃したのを無視して、俺は小走りで監督の元へ走った




A｢はい｣



鷲匠｢勢いを付けようと肘が曲がっとる、腕を真っ直ぐにしてから勢いを付けろ｣



A｢はい、わかりました｣



監督のアドバイスを頭に叩き込んで、俺はまた練習に戻った




五色｢見たかA！俺の方が烏野の１０番よりボール拾いが上手いぞ！｣




A｢ごめん見てなかった｣



……




…




大体の練習が進み、残るはゲーム形式の練習になった時




｢｢｢チワース！｣｣｣



鷲匠｢来たな｣



体育館に来たのは我らが白鳥沢の３年生たち
俺や工以外のメンバーには知らされていなかったのか、驚いた顔で見つめている



五色｢チワース！！｣



A｢よろしくお願いします｣



天童｢Aちゃーん♡｣



牛島｢朝ぶりだな｣



山形｢元気にしてたか？｣



瀬見｢おーおー相変わらずAはかぁいいなぁ｣



五色｢みなさん俺のことも触れて下さい！！｣



大平さんが居ないけど、３年生たちに囲まれて騒がれる俺と工



強化合宿メンバーは３年生が来た時以上に驚きの顔をしていた



A｢わっ、ちょっとみなさん……髪の毛ぐちゃぐちゃになっちゃいますから！｣



１年ズ｢｢｢(なんか珍しく貴公子が遊ばれてる)｣｣｣




穴原｢コホン、えー……大変ありがたいことに
白鳥沢の３年生とＯＢのみなさんが練習ゲームの相手をしてくれることになりました｣




日向｢(練習試合！ウシワカと！)｣

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