番外編２ ページ20
二人の目の前には、塩コショウが振りかけられている目玉焼きがあった
半熟で一見美味しそうに見えるが、これがケンカの火種だ
炎司｢何度言ったら分かる！！？目玉焼きにはしょう油だろ！！
焼いている途中に塩コショウを振りかけおって……塩コショウをかけたいなら焼いてからかけろ！！｣
A｢これは譲れません
目玉焼きには塩コショウです、焼いている途中の白身にかけるのが美味しいんです
しょう油をかけたいならその上からかけたらどうですか？｣
炎司｢馬鹿者ぉ！！そんなことをしたら高血圧になるだろ！｣
傍から見ればくだらない内容のケンカだろう
が、二人は至って本気だ
今までの小さなストレスが溜まりに溜まったAがとうとう爆発
その着火剤が目玉焼きだっただけであった
A｢目玉焼きくらい好きにさせてください！
他のことは我慢してましたけど、これはもう限界です！｣
炎司｢それはこっちのセリフだ！俺は毎日仕事で疲れてるんだ！飯くらい食べられるものを作れ！｣
A｢…………｣
瞬間、冷気がその場を包んだ
どうやら炎司はAの地雷を踏んでしまったようだった
とうとう切れたA
炎司も仕事で疲れているのはわかっている
が、それはAとて同じことであった
冷気に混ざって殺気も漂っているリビングに、炎司はゾクリと背筋が凍る
この時炎司は初めてだった
Aが切れる姿を見るのは
A｢そうですか……私の作る食事は食べられるものをではないと……｣
炎司｢(ﾋﾞｸｯ)｣
A｢そっちがその気なら……私もそれ相応の対応をさせていただきます｣
その瞬間、轟邸がア〇雪の氷の城のように凍りついたのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1177人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そるてぃー(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！荼毘の事は色々とまだ謎に満ちていますので、出来れば原作に害がないよう書きたいと思っていたのですが、そう言って頂けると書いてみようと思います！ (2017年12月27日 14時) (
レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - お母さんと荼毘くんが会えたらいいな！番外編で、ベストジーニストと、荼毘くんの奴が見てみたいな！更新頑張って下さい！ (2017年12月26日 21時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
fai - 有難うございます初めての海外なので緊張します！ハワイで食事とファイアーショーを見ながらカウントダウンですなんかハワイに神社があるらしいんですよそこも行きます (2017年12月14日 18時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
そるてぃー(プロフ) - faiさん» アメリカ楽しかったですよ(´艸`)ハワイでカウントダウンですか！？羨ましいですぅ……ハワイもニューヨーク・タイムズみたいに派手なのでしょうかね？楽しんできて下さい！ (2017年12月13日 7時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 夢主ちゃんスケート上手そうそういえば更新再開嬉しかったです！作者様はアメリカ楽しかったですか、いいですねぇ私は今年初の海外です今度ハワイに行くんです年越しはハワイでカウントダウンですっ！今から楽しみです (2017年12月12日 19時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そるてぃー
| 作成日時：2017年10月27日 19時
