咲いた花は・・【男主】

3夜 ページ5

HRがおわり 先生が教室を出ていくと同時に

クラスの男子が 俺の周りに集まる

ｶﾞﾀｯ

椅子から立ち上がり

離れようとした

すると 手首を勢いよく捕まれた

今朝切った方の手

強く握られたため

傷口から血が出ている

リストバンドの間から

赤いものが流れる

ｸﾗｽ男「うわっ こいつリスカしてんじゃん」

ｸﾗｽ男「きっもw」

俺は男子生徒の手を払いのけ

制服の裾を引っ張り 見えないようにした

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

ドアが開く

そこには ネクタイの色が一人違う男がいた

もちろん それは

水樹だ

水「ちょっとこいつ借りるぞ」

俺の腕を引っ張り教室からでた

屋上にいく階段

そこに 腰を下ろす

水「大丈夫か？」

あ「別に」

水「手首見せて」

水樹が 手首に触れようとすると

俺は振り払った

あ「触んないで・・・」

水「・・・ごめん」

下を向き謝った

謝られると逆に困る

俺はただほっといてほしかった









教室に戻ろうと階段を降りていた

?「あれ Aさんじゃないですか」

後ろで声がしたので振り向くと

１年の生徒がいた

あ「誰・・・ようがないなら俺に話しかけないで」

少しにらみながらいった

?「そんなこと言わないでくださいよ
俺は １年の 光村 恵斗(ﾐﾂﾑﾗ ｹｲﾄ)っていいます」

あ「あっそ 恵斗くんが 僕になんのよう?」

恵「いやぁ、 一度近づいてみたかったんですよ
先輩って かわいいじゃないですか」

そういいながら 恵斗が Aに近づく

恵「先輩 きっとかわいいから みんなに嫉妬されて
いじめられてるんですよね」

恵斗の手が Aの唇をなぞる

あ「変なこと言わないでくれる?」

そういって手を払いのける

恵「でも 事実じゃないんですか?
どうせ 男に抱かれたりしたことあるんでしょ?」

あ「ないよ」

恵「じゃぁ



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先輩のハジメテ くださいよ(ﾆﾔｯ」

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