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レオ「何の話してるの?」
『ヒッ…』
自販機に行った二人が帰ってきた。急に後ろからレオくんに声をかけられたか奇声をあげて椅子に座った
シュント「レオくんA気絶しちゃうよ〜」
レオ「ごめん〜笑…あ、これミルクティー」
『…ありがとうございます…』
「ミルクティー好きなの?」
レオくんがみんなに飲み物を配る姿を見ながらAに聞く。
『はい。レオくん合宿の時から朝練とかしてたら後ろにそっと置いてくれたりしてて』
「Aの朝練って4時からやってるやつ?」
『4時に起きて走るとめっちゃ富士山綺麗に見えるんですよ』
「そういうことは聞いていないんだけど…笑」
ソウタ「あ!レオとマナトはさAが髪染めるとしたら何色が似合うと思う?」
マナト「A染めるの?何色でも似合うと思うよ」
リュウヘイ「全肯定マナトくんだ」
ジュノン「フフッ」
『ピンクも似合いますかね』
レオ「ピンク?茶髪とかはどう?」
『茶髪はダメです。茶髪はちゃんと茶髪似合う人に枠を取っとかないと』
レオ「茶髪はみんな似合うもんねー」
その茶髪枠はレオくんの話をしてるのだろうか…。レオくんの髪に目線がいってるAをさっきの話を聞いてた組が微笑ましそうに見つめる。
ジュノン「リュウヘイは髪染めたい?」
リュウヘイ「あんまり考えたことなかったかも…でもジュノンくんのその色かっこいいです」
ジュノン「ほんと?ありがと〜」
「シュントは?髪染めたいとかは?」
シュント「俺もあんまり」
レオ「まぁ年下組は学校とかもあるからまだまだ染められないかもね」
『そうですね』
ようやく賑やかになってきたところに地雷を踏んでしまうレオくん。もうレオくん!という風にシュントが顔をしかめる。
Aは自分の事を話すのを嫌う。俺ら的には話してほしいけどAが話してくれるまで待つことになった。
でもそれを良い感じに空気を読まず言ってしまうのがレオくん。いや、良いタイミングの時もあるけど…今のは絶対に違う
バタンッ
レオ「あ、お疲れさまです!日高さん」
こんな重たい空気を払ってくれそうな人が現れた。
日高「みんなお疲れさま」
「『お疲れさまです!』」
日高「緊張した?」
レオ「すごいしました…」
日高「レオ、噛んでたもんね」
「『笑笑』」
日高さんの言葉によって少し場が和んだ気がした
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作者名:蓮井さん | 作成日時:2022年1月15日 19時