第73話 ページ24
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朝の4時起きは流石に早いとシュントとショウタくんに散々昨日怒られ、6時に起きるようになった。
カメラマンさんに朝の挨拶をしてから、練習室に入る。
Shining oneの振りを一通り確認していると、前より頭がスッキリしているからか、初見のように難しい振りでもするすると頭に入っていく。
ふと音がしたので後ろを振り返るとマナトくんの姿。
マナト「おはよーA」
『おはようございますマナトくん…昨日はありがとうございました』
マナト「全然!力になれたならよかった」
マナトくんもレオくんのようなキラキラな笑顔で笑いかけてくれる。
いや、レオくんはぴかぴかする笑顔か…そんなことを考えてたら本人が登場した。
レオ「お!Aにマナトおはよー!A昨日大丈夫だった?」
『昨日はレオくんもありがとうございました』
「ううんー!また何かあったら言ってね」
『…レオくんは…何かぴかぴかですね』
「えっ!?ど、どういうこと?」
ふと思っていたことが口から漏れてしまった。視界の端でマナトくんが吹き出してるのが見える。
目の前のレオくんは困惑してるし…ごめんレオくん
それから少しShining oneを踊っていたらリュウヘイが来たらしい。
レオ「おはよう…お前寝巻きやんけ」
マナト「寝巻きが一番カッコいいよね」
リュウヘイ「分かる?…ってかAも寝巻きじゃん」
昨日から私にだけずっとくんづけだったリュウヘイが呼び捨てになった。何で?と聞くと、線が消えたから。と言われたが良く分からない。
『そうそう俺も寝巻き』
レオ「そうなの!?でもA合宿期間ほぼパーカーじゃない?」
マナト「Aのパーカーの着まわしすごいよね」
リュウヘイ「パーカー着てるAしか見たことない」
『パーカーは神だよ』
噛み合いそうで噛み合わない会話をしながら昼前まで練習をした。
Shining oneを踊ったり、歌詞の意味を考えたり、シュントとリュウヘイとでダンスの振りを考えたりもした。
昼頃にはジュノンくんのサプライズの誕生日会があるらしい。
困らせよう!とすごく笑顔のレオくんが最年少のリュウヘイより楽しんでいた
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作者名:蓮井さん | 作成日時:2022年1月15日 19時