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第67話 シュントside ページ18

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 最終合宿が始まって久しぶりに皆と会ったときも、何となく帰るときよりも元気が無さそうに見えたA





 合宿所について今回も同じ部屋だと思えば、今回の部屋割りはソウタとで、Aは一人。






 日高さんに聞くと部屋が1つ余ったからと話してくれたが、何か隠してる風に見えた





 かといってShining oneのチームも別れたし、なかなか会えない状況。





 遊びにいけばいいのに、拒否されたら辛いし、こんな時ばかりはなにも気にせず声をかけられるレオくんを羨ましく思った。





 そんな中で説明されたクリエイティブ審査NEO。






 俺は、ずっと組んでみたかったリュウヘイとAを誘いたかった。けど、





 『…あの、クリエイティブ審査NEOって一人でやっても構いませんか?』





 そんなAの声を聞くまでは。






 皆とこれから話し合いをするために別の部屋に移動するとき、Aがいないことに途中で気づき、戻ってみると日高さんと話していた。




 声をかけようとしたら、そんな声





 日高さんのその後の声は聞こえなくて、ただAのその提案が通ったようには全然見えなかった





 二人に見えないように来た道を戻り、部屋に入る。部屋には皆椅子に座ってて俺とAを待っていてくれた






 レオ「あれ、Aは?」





 「日高さんと話してた」





 レオ「そっかー」





 ショウタ「A元気無さそうだもんね。大丈夫かな」





 ソウタ「やっぱ朝からレオの大声は響いたんじゃない?笑」





 レオ「ちょっと待って、何でよー」





 皆と一緒に、わいわいとした雰囲気にはなれなくて。






 ガラッ





 『すみません。遅くなって』





 Aが来た。どうしよう…Aとリュウヘイを誘いたかったけれど






 でもAが一人で組みたい所を日高さんに断られてもなお一人がいいか、






 けど一人で組みたいだなんて、良く言えるよねAも。





 普通は誰かと組むのが普通でしょ





 少し何故か怒りのような感情がAに芽生えた。




 そんなことAにぶつけてもしょうがないのに…




 はぁ、その場でどうするか決めようかな…






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作者名:蓮井さん | 作成日時:2022年1月15日 19時

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