私、BE:FIRSTのメンバーになりました

第43話　テンside ページ43

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　第2審査で俺はMove onのチームに決まった。




　メンバーはほぼ皆ダンス経験者ということで、日高さんが振りを難しくしてもらったが、一人だけ、Aだけが心配だった。




　ショウタくんとも大丈夫？と聞くが大丈夫です！としか返ってこなくて、




　でも人の心配もしないといけないけれどまずは自分の心配が必要だったことを後で知った。




　ラン「あぁー！！！もう！」




　ランが悲鳴をあげるほどこの曲は難しすぎた。ショウタくんもやばいやばいと焦っているし




　でもそんな中でもAはあらかた踊れていた。そんなAが凄くて少し自分も焦っていた





　シュント「テンくん？大丈夫ですか？」




　「ん？あぁ、うん大丈夫」




　シュント「…A凄いですよね、集中力が切れないしそれに振りがちゃんと体に染み込んでる」




　未経験者で一番心配してたのにな、なんて言いながらシュントももう一度自分の立ち位置に戻る




　そう、あれで未経験者という。日高さんのいけるよね？と言う質問にも即効返事をしていたし、そんなAも危ういところはある




　ショウタ「Aー水飲みなー」




　『……』




　集中力が強すぎて集中しているときは本当に周りの声が聞こえてないっぽい。




　ショウタ「A！」




　『っはい！また…やっちゃってましたか？すみません…』




　ちゃんと謝るし、自分も分かっているっぽいけれど、少し危ない




　『ショウタくん、ありがとうございます』




　ショウタ「はいはい。気を付けてよ？」




　まぁそれを除けば、Aは全然踊れてるし、何ならこのメンバー誰よりもちゃんと振りを覚えて踊れてる



　やばいな…もっと練習しないと。一応皆で通せたからその日は解散した。



　シュントとリョウキとAはまだ残ってやるっぽい。もう今日は無理だから明日朝練しよ…



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　「お、お疲れーまだやってたんだね」




　ショウタくんとこれからのことを話して終わってから部屋に戻る途中でシュントとリョウキに会う




　シュント「はい…と言っても結構前に終わったんですけどね」




　「あれ？Aは？」




　リョウキ「あー、もう部屋戻ってるんじゃないですかね？」




　シュント「部屋もどったら確認します」




　「おけおけじゃあおやすみー」





　「「おやすみなさい」」


　




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