私、BE:FIRSTのメンバーになりました

第14話　 ページ14

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　ついに今日はグループ審査の本番の時になった。


　凄く頑張ったし、皆と朝少し振り確認したし、あとは本番に繋げるだけ。


　さっき本番始まる前にインタビューもされた。

　カメラに向かって話すことなんてなかなか無くて、朝陽なんてそれで余計緊張してて

　朝陽とはそんなに歳も変わらないのでお互い、くん付けは辞めてタメ語で話すようになった。



　日高「本番に向けて意気込みをカメラにどうぞ」




　『はい。俺は練習でやって来たことはもちろん、自主練でやったこと、学んだこと全てを本番に出しきりたいと思ってます。それに踊りながら歌うことは練習でもやってて本当に楽しくて…』



　今までの練習を振りかえって、楽しかったことを思い出し、つい笑顔がこぼれてしまう


　たったの2日間だけだったけど本当に楽しかった。



　『…本番では誰よりも楽しんでやろうと思います！』


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　礼王「よし円陣！」



　保都「きっとうまくいく」



　礼王「俺らならね」



　『ﾌﾌｯはい！』



　皆で肩を叩きあいながら円陣する。



　朝陽「頑張ります」



　樹音「頑張りましょー」



　大夢「はい！」

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　日高「では、Fチームお願いします」



　『お願いします！』



　皆それぞれお願いします、を言ってステージに上がる。



　並び順的に年下から自己紹介をするっぽい。



　『AAです。17歳です。よろしくお願いします』



　日高さんが頷いてるのを確認し、始めの定位置につく。


　出しきれ全てを。楽しく笑顔で。そして女なんてこと忘れちゃうくらいに全力で！


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　次、樹音くんのパートで、次が私……



　樹音「諦めないどんな時も〜♪」



『We're beautiful now〜♪』



　前を見ると祈ってる感じの日高さんと目があったので余裕があるような笑みで微笑みかけた



　大夢「Let's go！」



　大夢くんのラップ。



　練習の時大夢くんだけでラップ部分をやる。と決めていたが、一人だけだと苦しいんじゃないかということで二つに分けてやることになった。




　大夢「〜♪光と影をoverlay」




　次私だ。




　大夢くんの前にスルッと入り込み、歌う。高音が高めだから気を付けて歌わないと



　『振りやまない雨などnothing

　 痛みと共に僕らgrowing』




　日高さんが驚いてる顔が見えた。まぁ、まさかラップを私が歌うなんて思ってもなかっただろう。そんな事練習で一切出してなかったから。

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