弟から恋人へ(🐰×🐺) ページ1
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ジョンウside
僕はメンバーのドヨンヒョンのことが好きだ。
最初はダンスが上手な人、それだけだった。けど今に至るまでヒョンの面白い所からトゥメへの甘いセリフを言うところまで全部好き。それは内面だけじゃなくて、ヒョンが踊ってる時の真剣な顔に魅入ってしまった。
でも僕は男だし、それにメンバーで弟と思ってる人から急に告白なんてされても気持ち悪いだけだと思って自分の気持ちを隠して毎日を過ごしている。
けどドヨンヒョンはとにかく人との距離が近い!今だって、
「マシホヒョン〜」
「どした?ドヨン」
「呼んだだけですよ!」
「え〜」
マシホヒョンが可愛いのはわかる。僕も可愛いと思う。だけど別にバックハグはしなくても良いじゃん?
「ジョンウ?大丈夫?」
隣でアサヒヒョンと何か日本語で喋ってたハルトが心配そうな顔で覗き込んできた。
日本語は最近ハルトによく教えてもらってるけどやっぱり日本人同士の会話にはまだまだついていけそうにはない。
「別に?」
「あーお前マシホヒョンに嫉妬してんの?」
「ごほっ」
気持ちを落ち着かせるために水を飲もうとしたら、ハルトからのとんでもない爆弾発言があり、水を吹き出しそうになる。
「な、何言って」
「だってよく見てるじゃん」
「大丈夫だよジョンウ。誰にも言わないし」
ハルトとアサヒヒョンがかわるがわる言ってくる。
「まぁドヨン可愛いしね」
「そう言ってもアサヒヒョン毎回フるじゃん」
「あーペアになる時ってこと?」
「そんなのジョンウだってマシホとかヨシくんとか選んでドヨンヒョン選ばないじゃん」
「それはそうだけど…」
僕だって選びたい、けどその前にまず恥ずかしさが勝ってしまって、違う人の方へかネタへと走ってしまう。
僕の膨れ顔を見てケラケラと笑うハルトとニヤニヤしてるサヒヒョンたちから離れ、とりあえずドヨンヒョンたちが見えない場所の椅子に陣取りイヤホンをして寄っ掛かった。
しばらくして、顔をうずめてた僕の肩に重みがあった。
「…」
「誰ですかもう」
隣を見ると、いつになく真剣な顔でこちらを見てるドヨンヒョンの姿が。急にドキドキ鳴り出した心臓に気づかない振りをする。
「ヒョンどうしたんですか?」
「んー?ジョンウに話しかけたくなって!ダメだった?」
「え!?いや、別に大丈夫ですけど」
「ほんと?」
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sakura(プロフ) - 最高です、、読みながらニヤニヤが止まらなかったです、、! (2022年10月25日 19時) (レス) @page6 id: afebd1bb00 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 蓮井さんさん» わぁ、、!ありがとうございます、、!!最近、ハルト受けにハマってるんです、、、笑 特にマシホ、、笑 大人しく正座して待ってます!! (2022年10月7日 23時) (レス) id: afebd1bb00 (このIDを非表示/違反報告)
蓮井さん(プロフ) - sakuraさん» sakuraさま、マシホ×ハルト了解しました。ありがとうございます。次のお話で書こうと思います! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 535e166fda (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 蓮井さんさん» いえいえ、ずっと更新待ってたので嬉しくて、、笑、。リクエストなんですけど、、マシホ×ハルトってできるでしょうか??地雷だったらすみません、、(ó〜ò) (2022年10月5日 23時) (レス) id: afebd1bb00 (このIDを非表示/違反報告)
蓮井さん(プロフ) - sakuraさん» sakuraさま、感想ありがとうございます!胸に沁みます…リクエスト随時受け付けております! (2022年10月5日 22時) (レス) id: 535e166fda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮井さん | 作成日時:2020年10月11日 0時