. ページ47
.
ドッキリと聞いても尚、心配と緊張と疑問とで埋もれていたマナトの方を先にと譲ると、必死に頷いてからマナトの方へといって謝っているA。
マナト「ほんとに許さないからね？俺は応援したくないかな〜」
『大丈夫だよ！そんな報告きっと絶対しないと思うから！』
マナト「うん。良い子」
ソウタ「マナト怖ぇ」
俺はそんな声を背に聞きながら、部屋をこっそり出ていった。何故かAの顔が見れなかったから。
『マナトくんほんとにほんとに嘘だから！ドッキリ！だからえっと皆大好きだからな？！』
そんな声を聞きながら俺はドアを閉めた。まぁAはすぐ追いかけてきて、俺がAの秘密を知ってしまった場所へと来てしまった。
『レオくん…？えっとごめん』
「いいよ？別に嘘だったなら」
『怒ってる？』
「怒ってないよ」
いつもなら笑って笑顔で、でも圧をかけないように出来るのに今日は何故だか上手くいかなくて。目の前のAの顔色がどんどん悪くなってるのがわかる。何かを決めたのか、俺の傍に寄ってきた。
『…レオくん俺…ううん私ね』
「ちょ」
急にこそこそ話をするように小さい声になったかと思えば私という一人称。ビックリして周りに人がいないか焦ったが人はいないようだった。
『メンバー皆大好きで絶対このメンバーでいたい。だから付き合うおろか絶対にそういう人は出来ないし、作らないと思ってる。だから安心して』
「…」
『こんなドッキリしてごめんね。あと1つ言うと途中でこういう人だから好きなんだ〜って話したけどあれレオくんのことだから』
「え？あの爆笑してる顔とか〜のくだり？」
『うん。あんなことレオくんくらいにしか言ってないでしょ？それにレオくんの笑顔とか色々な顔にはいつも元気もらってるよ。それにもし好きになるならメンバーみたいな人を好きになると思うし』
Aの話はまだまだ止まりそうになくて、俺の話を話していたはずなのに、急に日高さんの話とかマナトの話とか色々話始めた。
でも今Aの言葉一つ一つによって脳内でパニックを起こしていてそんな話に相槌をうてない。
Aはこういうことを恥ずかしげもなく言える子で本当に純粋で…
『だから結論はレオくんがほんとに大好き！』
「うん。俺もAの事が好きだよ」
俺の告白まがいな言葉にも笑顔で笑ってくれるAをどう守ろうか考えようと心に決め一緒に部屋へ戻るのだった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マナ(プロフ) - リクエストありがとうございます！ (2022年5月6日 11時) (
レス) @page43 id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - ありがとうございます！その通りです！お願いします笑楽しみです笑 (2022年5月2日 17時) (レス) id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
蓮井さん(プロフ) - マナさん» マナさま、コメント沢山ありがとうございました！afterstory(ドッキリ直後のメンバー側の話的な感じでいいでしょうか？)主にしたのを次回？書いてみます。リクエストありがとうございました！楽しみにお待ちください〜 (2022年5月2日 17時) (レス) id: 00bd9fb4d6 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - リクエストになるかもですがドッキリ企画のafterstory見たいなの見たいです！ (2022年5月2日 12時) (レス) id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - 更新ありがとうございます😍 (2022年5月1日 21時) (レス) @page39 id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮井さん | 作成日時：2022年3月28日 11時
