. ページ44
.
そんな言葉が聞こえたと同時に部屋の温度が下がったような気がした。そして誰もがドアの方を見つめる。
シュント「…」
リュウヘイはわなわなと震えてるし、ジュノンやリョウキは、どういうこと？というような困惑の表情。
そしてシュントとソウタの表情は俺のところからは見えないが手が震えているため動揺しているのは見える。
ソウタ「え？このスタッフさん合宿も一緒に行ってくれた人だよね？」
そんなソウタの言葉を引き金に必死に頭をフル回転させる。でもAが家にいくような仲なんて…え？付き合ってるとかってこと？Aって女の子…いやでもあり得なくない話だよね。と、この場をどうにか理解しようとする。
それでも外の声は止まず、むしろ大きくなっているようだった。
👧「あ！そうだ言い忘れてたことあった！」
ようやくスタッフさんが離れそうな雰囲気だったのでリュウヘイがドアの方へ近づくも、そんな声でまた離れてしまう。そして問題の最後のAの言葉。
『俺も大好きだよ』
その言葉にシュントが力強く手を握り一気に不機嫌な顔へと変わる。ジュノンもリュウヘイも眉を寄せドアを睨み付けていて、更に部屋の温度が下がってきた。もはや冷気が漂っている気もする。
ｶﾞﾁｬ
『ただいまー…あれ？どした皆』
そんな中、Aがドアを開けて、少し楽しそうな顔で戻ってくる。こっちはそれどころじゃないのに…シュントの顔見て？カメラで写しちゃいけないような顔してるよ…
とにかく今俺が出来ることはその場を強引に和ませることくらいで。
「えっと何でもないよ？ね！皆！」
そう周りを見渡すもほとんどが落ち込むように自分の靴や下の方を見たり、信じたくなくて空中をボーッと見つめている人さまざま。
『そう？』
俺の必死なフォローを何とも気にしていなさそうなAにため息が出そうになるのをグッと堪える。
一番被害がひどそうなリュウヘイとシュントを見るもその表情は分からず、Aは伝え忘れたことがあった！と、また外へと出ていってしまった。
ﾊﾞﾀﾝｯ
「シュント…大丈夫？」
シュント「…なにあれ、まじで何？」
みんなこの事を受け入れられなかったが、シュントの様子が異常なのでまずはシュントの方へと集まった。
リュウヘイ「ねぇあれさ」
一言一言が重苦しく、予想を聞きたくないと誰しも思ってるなか今までの見解をリュウヘイが話し始める
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マナ(プロフ) - リクエストありがとうございます！ (2022年5月6日 11時) (
レス) @page43 id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - ありがとうございます！その通りです！お願いします笑楽しみです笑 (2022年5月2日 17時) (レス) id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
蓮井さん(プロフ) - マナさん» マナさま、コメント沢山ありがとうございました！afterstory(ドッキリ直後のメンバー側の話的な感じでいいでしょうか？)主にしたのを次回？書いてみます。リクエストありがとうございました！楽しみにお待ちください〜 (2022年5月2日 17時) (レス) id: 00bd9fb4d6 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - リクエストになるかもですがドッキリ企画のafterstory見たいなの見たいです！ (2022年5月2日 12時) (レス) id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - 更新ありがとうございます😍 (2022年5月1日 21時) (レス) @page39 id: 305ce13d5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮井さん | 作成日時：2022年3月28日 11時
