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52.涙色 ページ13
わんこに聞かれた私は、ポツリポツリと話し出した。
途中、涙がまたでそうになりながら。
皆はそれを何も言わずに
聞いてくれた。
「私…この前ここにきて
なで肩さんに励ましてもらって
ちゃんと先輩を信じようって。
だから、会社で先輩をみかけたとき
話しかけようと思って追いかけたの。
でも、先輩はいつもと何か違って
私の声にも気付かなかっ…た…。」
そこまで言うとまた涙が溢れ出す。
すると隣に座る大野さんが
手を肩にかけた。
『ゆっくりで大丈夫。』
そう言うように。
私はまた…続けていく。
「先輩を追いかけると
着いたのは社長室だった。
私はずっとその場所を
避け続けてきたから
先輩が入ったいったとき
どうして良いのか分からなくて…
その場から動けなかった。
そしたら…聞こえてきたのは…
お父さんの怒鳴り声と先輩の
聞いたこともないよな冷たい声で…」
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nono(プロフ) - るりりんさん» うん、途中です。次の更新はNAMIちゃんなのでそれまで待ってていただけたら嬉しいです。 (2014年3月27日 17時) (
レス) id: 58a993ffe9 (このIDを非表示/違反報告)
るりりん(プロフ) - これってまだ途中だよね？ (2014年3月21日 11時) (レス) id: 5da42b4318 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラスメイト x他2人 | 作成日時：2013年12月4日 17時
