41.二人の笑顔 ページ1
勢い良くバーを飛び出して、おそらくもう20分が経つ。
未だに、会話が無い・・・。
私と先輩の間には、気まずい沈黙が流れてる。
どーしよう。
どーしたらいいんだ、私は。
この沈黙をどうしたら破れるんだろう・・・。
こんな風になったのも、全部あんたのせいよ、わんこ。
「ふははは。ははは。」
「先・・・パイ？」
さっきまで少しも話さなかった先輩が、私の横で急に笑い出した。
それも、大爆笑。
何で？ どうして？ 何が起きてるの？
「先輩・・・？どうしたんですか。」
「ふはは。ごめんごめん。
A、また一人で百面相してるから。」
「へっ？」
何？
全く意味がわからない・・・。
「ちょっと黙ってたら、Aがどうするのかなって思ってたんだけど、
いつもみたいに百面相してるから、面白くて。ふははは。」
「も〜う、からかわないで下さいよ!!
怒っちゃったかと思って、どうしようか本気で悩んだんですからね。」
「ごめんごめん。
Aはどんなときでも面白いな。
可愛いよ、本当に。
俺、やっぱAのことが好きだ。
だから、絶対俺のそばから離れんなよ。」
「先輩・・・。」
さっきまでの重たい空気は、もう、ここには無くて、
静かな夜に、2人の笑いだけが心地よく響く。
これも、ジェントルな先輩のおかげ。
私・・・、やっぱり先輩と付き合って良かった。
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nono(プロフ) - るりりんさん» うん、途中です。次の更新はNAMIちゃんなのでそれまで待ってていただけたら嬉しいです。 (2014年3月27日 17時) (
レス) id: 58a993ffe9 (このIDを非表示/違反報告)
るりりん(プロフ) - これってまだ途中だよね？ (2014年3月21日 11時) (レス) id: 5da42b4318 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラスメイト x他2人 | 作成日時：2013年12月4日 17時
