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サヤ「こんにちはー。」
いつもと同じようにＧ−５が集まっている食堂に入る。
昨期まで騒いでいたのが嘘のようにみんなが静まりかえった。
サヤ「あれ？何でみんな静かなの？……あぁ。こんばんはか。」
全員｢｢そういうことじゃねーよ！？｣｣
みんなに突っ込まれて苦笑しながらも席に座る。
「何で、なんで、何で帰ってきちまったんですかっ！！！」
サヤ「そう言われてもなぁ……。言ったでしょ？運命だって。」
全員｢｢……。｣｣
サヤ「ほーら。酒飲むよ！そのために来たんだから。」
全員｢｢……。｣｣
サヤ「……。」
私の声が静かな部屋に小さく響く。
それに苦笑していると、スモーカーが急に立ち上がった。
そして食堂の奥から大量の酒を取ってくる。
サヤ「スモーカー……。」
スモーカー「飲むんだろ。」
たしぎ「わ、私も飲みますっ！！それくださいっ！！」
たしぎが立ち上がると、みんなも立ち上がって酒を手に取っていく。
私の前にも酒の入ったコップがいつの間にか置かれていた。
「よし。じゃあサヤ！！挨拶しろよ。」
サヤ「え？」
たしぎ「いつもやってたじゃないですか！！早く飲みましょうっ！！」
その言葉に、席から立ち上がってみんなの目を見ていく。
サヤ「今日は急に来て、本当にごめん。
……でも、今日は馬鹿みたいに話して騒いで楽しく飲もうっ！！」
全員｢｢おうっ！！｣｣
サヤ「かんぱーい！！」
コップをみんなでぶつけ合い、
私が初めてＧ−５に来たときのことを思い出して私は笑った。
−・−
麦わらの一味が姿を眩ました2年前……
何処かでゾロは生きていると思っても信じ切れなくて、
ご飯すら食べられない時期があった。
仕事をこなせるものの、食事は1つも食べない状態。
そんな時にスモーカーがＧ−５に入ることになった。
サヤ「そんなに麦わらの一味を捕まえられなかったこと根に持ってるんだ。」
スモーカー「……。」
サヤ「クザンにまで頼んで……。生きてるとは限らないのに。」
たしぎ「サヤさん・・・。」
サヤ「たしぎもだよね。あそこ男の巣窟だし、気をつけて。」
スモーカー「お前も来い。」
サヤ「え。」
有無を言わせない迫力でスモーカーは言うから、
その時の私はただ頷くしかなかった。
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花蓮(プロフ) - らんりぃさん» ありがとうございます！！面白いだなんて光栄です＾＾頑張ります！！ (2013年10月19日 17時) (
レス) id: 36ede96ce8 (このIDを非表示/違反報告)
らんりぃ - 面白いです！頑張って！！ (2013年10月19日 15時) (レス) id: c3f90f2393 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - たまりんさん» 亀更新なので遅いですが、頑張ります！！ (2013年9月19日 11時) (レス) id: 36ede96ce8 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - こねこさん» ありがとうございます！！頑張ります＾＾ (2013年9月19日 11時) (レス) id: 36ede96ce8 (このIDを非表示/違反報告)
たまりん - 更新ファイトです(*^^*)頑張ってくださいねd(^_^*) (2013年9月16日 23時) (レス) id: c06989eb41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蓮 | 作成日時：2013年6月29日 12時
