開戦 ページ6
ci side
12月5日。19時ちょうど。
rb＜…司令塔グルッペンより全軍人へ。諸君、戦争をしよう！！＞
戦線基地に開戦の合図が放送された。
その瞬間、戦場に兵士達の雄叫びが響く。
兵士「正面1万km前方に敵兵の姿を確認しました！」
sha「よぉーし！お前ら行くぞぉ〜！！あ、コネシマくんはお留守番でもええんやで？w」
kn「いや行くわ！！お前こそ見学してたらどや？あぁ？？」
syp「てか敵は案外はよ来たんすね」
相変わらずのみんなに、安心感が溢れ少し緊張が解ける。
zm「ぅし、ほなチーノ、行こか。」
ci「はーい！」
十分な装備を携えて、俺たちは戦線基地を出た。
そこから約30分で敵の城に到着した。
zm「こちらゾム。これから城に入る。A見つけ次第また連絡する。」
rb＜本部了解。気ぃつけや。＞
ダクトを使い城へと侵入する。
いきなりの宣戦布告で慌てたのか、城の中に兵士や使用人の姿はない。
ci「っし、爆弾おっけーです。」
zm「了解。」
作戦通り、しんぺいさんのいる待機場所から直線上に爆弾を仕掛ける。
zm「警戒怠んなよ、敵に出くわしたらすぐに殺せるよう準備しとくんや。」
ci「はい…！」
周囲を警戒しつつ、迅速に上の階へと登ってゆく。
しかし、一向に敵らしい人影も気配もない。
ci「…ゾムさん、なんか、おかしないですか…。いくらなんでも、ここまで城の中に兵士がいないなんて…」
zm「おん…せやな、普通は王様の首とか取られんようになんぼか警備としておるはずやけど…」
異様な雰囲気にますます警戒を強める。
ci「…え、待って、ゾムさん！」
zm「なんや？」
ci「王の首を取られないように警備として城内には兵士がいるのが普通で…こんだけ今静かなのはもしかして……
Aがどっかで戦ってるからなんじゃ…」
zm「っそうか！ならもう警戒はせんでええ！行くぞ！！」
王のいる部屋はこの城の最上階。俺とゾムさんは急いでその場所に向かおうとした。
そう、向かおうとしたんだ。
「ゾムさん！チーノさん！！そっちじゃない！」
突如叫ばれた名前と、聞き覚えのある声に振り返る。
ci「トラゾーさん…！？」
trz「会えてよかった、Aさんはこっちです！！今ヴァルテンの部下と一人で戦ってます！」
トラゾーさんの案内で、俺達はAのいる場所へ走った。
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イデア(プロフ) - ひなさん» ひなさんコメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです…！こちらこそご愛読ありがとうございます！！ (2021年7月13日 20時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - は、初コメ失礼しますっ！いつも読ませて頂いております…！最近知ったばっかの新規でして…本当にいつも素敵な作品をありがとうございますっ…！ (2021年7月12日 1時) (レス) id: 2474e749f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2021年3月31日 20時
