仕立て屋 ページ25
me side
チーノに連れられてきたカフェで、ペペロンチーノを食べた。
すごく、おいしかった。
なんていうんだろう、料理長が作る料理とはまた別のおいしさだった。
ci「ふぅ〜…食った食ったァ〜。ほな次行こか。」
『そうだね。じゃあお会計を……』
ci「あ、ちょ、ストップ！」
『え？』
ci「ここは俺が全部払っとくから、Aは先出てて。」
『いや、でも…』
ci「いーから！財布しまう！OK？」
『わ、わかった…』
チーノの圧におされ、財布をしまい、外に出た。
『これはいわゆる、奢りというやつ…なのか…？』
そうやって首をかしげていると、チーノが店から出てきた。
ci「よし。行くぞ！」
『チーノ、まさかトントンさんからもらったお金を…』
ci「ちゃんと自腹ですけど！？w」
『なら…良かった(？)』
ci「疑いすぎやろw」
『それは日頃の行いが悪い。……また今度何かお返しする。』
ci「気にせんでええってw」
また他愛もない話をしながら、トントンさんのコーヒーを買いに行った。
コーヒーを買い終わり、1度買うものリストを確認することにした。
ci「えっと…トントンのコーヒー買ったやろ？エミさんの本も買った、ロボロのプロテインも買った、オスマンさんの石鹸と……茶葉もある。
あとはグルさんのケーキか。」
『あ。』
ふと、今日の朝のことを思い出した。
『そういえば、オスマンさんに追加でおつかい頼まれてたんだった。』
ci「そうなん？」
『たしかメモを…』
戦闘服のポケットを漁り、託された紙切れを開く。
ci「仕立て屋 テプティス…」
『良かった、思い出せて。』
ci「こっから近いし、先にこれ回るか。」
『うん。』
紙切れをまたポケットにしまい、チーノの後に続いた。
そうして辿り着いたのは、綺麗でどこか高級感のある建物だった。
ci「はぇー、立派。」
『だね。』
店に入ると、すぐに声をかけられた。
「いらっしゃいませ。もしや幹部のA様ですか？」
『え、あ、はい。オスマンさんに言われt』
「お待ちしておりました！どうぞこちらへ！」
『えっ、ちょ』
ci「A？？？(困惑)」
「お連れ様はこちらでお待ちください。」
なぜか私だけ違う部屋へと連れていかれた。
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イデア(プロフ) - ひなさん» ひなさんコメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです…！こちらこそご愛読ありがとうございます！！ (2021年7月13日 20時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - は、初コメ失礼しますっ！いつも読ませて頂いております…！最近知ったばっかの新規でして…本当にいつも素敵な作品をありがとうございますっ…！ (2021年7月12日 1時) (レス) id: 2474e749f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2021年3月31日 20時
