贈り物 ページ44
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あまりのことに驚き過ぎて少し止まってしまっていた。
募る話はあるが、ここじゃまずい。
『とりあえず、こちらへ…』
trz「あ、はーい。」
そう言ってトラゾーさんを普段はあまり使われていない、幹部専用の訓練所へと連れて行った。
trz「いやぁ、すいませんねー。何も連絡なしにいきなり来ちゃって…」
『いえ。でも驚きました。いつもは手紙でしかやり取りしてなかったので…
…っまさか、何かあったんですか…！？』
trz「あぁ、いえいえ！そういう訳じゃなくて。
Aさんから珍しく返信が来たと思ったら、あんなこと書いてあったんで、
ちょっと個人的に気になって来ただけです。」
『そう、なんですか。』
ほっ、と胸を撫で下ろす。
trz「…Aさん、なんていうか変わりましたね。」
『え？』
ふとそんなことを言われて顔を上げる。
trz「あ、もちろん良い意味でですよ？
なんというか、前会った時より雰囲気が明るくなったというか…」
『前会った時って…何年前ですか…()
トラゾーさんだって、随分とまた筋肉が大きくなったんじゃないですか？』
trz「あははw確かに。お互い成長したってことですかねw」
相変わらず無邪気な笑顔をくれるこの人は、私のためにマンデル帝国の様子を見ては教えてくれていた人。
私に仕事人という職業を教えてくれた人の息子さんで、年齢は私と同じ24歳。素敵な奥さんもいるらしい。
trz「にしても、あのお返事にはびっくりしましたよ〜。
仕事人を辞めることになったとか、近々決着をつけるだとか。」
『あぁ…すいません、手紙を書くのは慣れてなくて…()』
trz「ですよねw
ここの人達が協力してくれるんでしたっけ？」
『はい。私の事は全て話して、その上で力になってくれると。』
trz「ふんふん。いやー、どこの馬の骨かと思って来てみましたけど、いい国で安心しました！
訓練も中々楽しかったし、幹部の方もなんだか面白くて良い方達だ。」
『トラゾーさんがどういう立場でいらっしゃるのかはよくわかりませんけど…()
まぁ、そうですね。ここは、いいところです。』
少し、心地の良い沈黙が流れる。
trz「あ、そうそう。これ、良ければどうぞ。」
そう言って、トラゾーさんが私に差し出したのは、
『ハーバリウム…？』
trz「綺麗でしょ？」
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イデア(プロフ) - 幽さん» 嬉しいですｯｯ！ありがとうございます！！ (2021年1月17日 22時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
幽(プロフ) - あ…あ…(カオナシか）イデアさんの作品本当好きです…頑張ってください！！！！(クソデカボイス) (2021年1月17日 22時) (レス) id: f39ca8b6cc (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - momo さん» momoさん…！最近更新できてなくてすいません()ありがとうございます、頑張ります…！！ (2020年7月11日 18時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
momo - イデアさんお忙しいかもしれませんが頑張ってください（一人の読者より） (2020年7月11日 18時) (レス) id: 3d27b60cc8 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - momo さん» ci「…ﾀｽｹﾃ」zm「お前もっと食えや！こんなんじゃ俺になんて一生勝てへんぞw」syp「何したんやお前……（）」 (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2020年4月4日 4時
