明るい1歩 ページ25
・
ps「あーっと、はい。これ。」
『…？』
おもむろに投げられたのは、我々国の戦闘服。
ps「病衣は医務室以外での使用を控えてるから、それに着替えて。
メイドにお願いして、君のクローゼットから持って来てもらったんだ。事後報告だけど許してね…」
『あぁ。わかりました。』
了承するが、しんぺいさんは目の前から動かない。
ps「？どうしたの？早く着替えなよ。」
『え、いや…さすがに着替えを見られるのは……』
ps「手術の時にほぼ見たから大丈夫だよ☆」
『それ聞きたくなかったです。』
ps「Aちゃんって結構発育良いんだね。」
『変なこと言わないでください殴りますよ』
とりあえずベッドのカーテンを閉めて、中で着替えた。
発育とか…意味わかんないし……
しんぺいさんに病衣を渡してもう一度体に不自由がないか確認する。
ps「大丈夫そう？」
『はい。』
ps「ちょっと長話しすぎたね。
夕食には少し早いけどチーノ君と一緒に食堂に行くと良い。
他のみんなも心配してたから、元気な顔見せたげてね。」
『わかりました』
ps「さ、そうと決まれば行った行った！」
『えっ、』
半ば強引に廊下に出される。
ci「ぅお」
ps「チーノ君お待たせ！ごゆっくり〜」
『あ、お世話になりました…！』
急に慌ただしいなあの人…
まぁいいか、と、チーノに向き直ると
チーノは何故か、まじまじと私を見ていた。
『…なに。どっか変？』
ci「……いや。」
『…？』
ci「それより聞いてや！俺この前手合わせでコネシマさん倒したんやで！！」
『へぇ…。やったじゃん。凄いね』
ci「やろ！？いややっぱ、俺って軍人になるために生まれてきたんやなって…思ったよねw」
『すぐそうやって調子乗る…()』
ci「ゾムさんを倒すのも夢じゃないわこれ」
zm「誰を倒すのが夢じゃないって？」
ci「え、」
『あ』
一気に青ざめるチーノに心の中で手を合わせる。
zm「てかA起きたんやな！心配したんやでほんま…」
『…すいません。』
zm「…んー、まぁええわ。俺ちょっとシャオロンに用あるから。また後でな、チーノ^^」
ci「ﾊｲ…」
颯爽と去っていくゾムさんを見送り、
食堂に進む足を再開する。
相変わらずうるさい人達だ。
けど……＿＿＿＿＿
『チーノ。』
ci「…ん？」
『しんぺいさんに聞いた。チーノがずっと傍にいてくれたって。…ありがと。』
ci「…あぁ、おん。」
嫌いじゃない、かもしれない。
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イデア(プロフ) - 幽さん» 嬉しいですｯｯ！ありがとうございます！！ (2021年1月17日 22時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
幽(プロフ) - あ…あ…(カオナシか）イデアさんの作品本当好きです…頑張ってください！！！！(クソデカボイス) (2021年1月17日 22時) (レス) id: f39ca8b6cc (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - momo さん» momoさん…！最近更新できてなくてすいません()ありがとうございます、頑張ります…！！ (2020年7月11日 18時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
momo - イデアさんお忙しいかもしれませんが頑張ってください（一人の読者より） (2020年7月11日 18時) (レス) id: 3d27b60cc8 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - momo さん» ci「…ﾀｽｹﾃ」zm「お前もっと食えや！こんなんじゃ俺になんて一生勝てへんぞw」syp「何したんやお前……（）」 (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2020年4月4日 4時
