恋と軍団 ページ13
ci side
それから、Aはまた仕事に出掛けた。
ベランダでタバコを吸いながら、ため息と共に白煙を吐き出す。
ガイラーの本名がバレたあの翌日、幹部のみなさんは遠慮を知らないかのように本名を連呼していて
こいつらまじか。と思った。
Aはもはや開き直ってそれを受け入れ、みなさんと変わらず接していた。
そして俺の背を叩き、
『チーノ。別にあんたには元々そこまで怒ってないし。
オスマンさんほど嫌いになってないから、その申し訳なさそうな感じやめてくれる。』
と言った。
相変わらず口は良くなかったけど、悪い気はしなかった。
ci「はぁ〜…」
「なんやお前、でけぇため息吐きやがって。」
「ほんまっすよ。」
俺を挟むように隣に立ち、タバコに火をつける二人。
ci「大先生にショッピ君。」
ut「っふー…なんやチーノ。悩み事か？」
ci「いやぁ…まじコネシマのトガハラきっつい…」
syp「草」
なんて、三人でタバコを吸いながら、今度また飯食いに行こうぜ、とか、
カジノで新しい台が出たらしい、とか、他愛もない日常の会話をする。
そして二本目のタバコに火をつけたとき。
ut「ところでチーノ…聞いてもええ？」
ci「ん、なにー？」
ut「お前、Aちゃんのこと好きやろ。」
ci「…！」
その言葉にドキッとしたのは、いきなりだからか、見抜かれてることに驚いたからか。
ut「どうなん。」
ci「………まぁ…おん、好き。」
目線を外に戻し、そう答える。
syp「え、それは…」
ci「ちゃんと恋愛感情、やで。」
ut「やっぱな」
ci「え、俺そんなわかりやすかった？w」
ut「えーどうなんやろ。反応から見るにショッピ君気づいてへんかったやろ？他もそうなんちゃうん。」
syp「え？イヤァ…気づいてましたよもちろん！」
ci「絶対嘘やんw」
ut「でもまぁ、マンちゃんとか、普段からよう周り見とる奴はチーノのことも見とるわけやからすぐ気づくと思うで。
お前顔に出るときは出るし。」
ci「ぅわ、はっず…()」
ut「ま、俺は応援するぜ…！」
syp「ワイもまあ、相談くらいには乗るゾ！」
ci「兄さん…！ショッピ…！」
ut「よしじゃあショッピ君、このことみんなに言いふらそうぜw」
syp「そっすねww」
ci「おい。
今めちゃめちゃ感動的なs」
tn「あれお前らこんなとこでなにしてんの。」
ut「あ。トントン！ナイスタイミング〜」
syp「いや、聞いてくださいよw」
ci「ちょ、え、嘘やろ！？ま、や、やめて！！？」
【チーノは口止め料として4万失った。】
ええかこれが軍団や。下っ端の俺に人権はねぇんだ…ｯ←
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イデア(プロフ) - 幽さん» 嬉しいですｯｯ！ありがとうございます！！ (2021年1月17日 22時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
幽(プロフ) - あ…あ…(カオナシか）イデアさんの作品本当好きです…頑張ってください！！！！(クソデカボイス) (2021年1月17日 22時) (レス) id: f39ca8b6cc (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - momo さん» momoさん…！最近更新できてなくてすいません()ありがとうございます、頑張ります…！！ (2020年7月11日 18時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
momo - イデアさんお忙しいかもしれませんが頑張ってください（一人の読者より） (2020年7月11日 18時) (レス) id: 3d27b60cc8 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - momo さん» ci「…ﾀｽｹﾃ」zm「お前もっと食えや！こんなんじゃ俺になんて一生勝てへんぞw」syp「何したんやお前……（）」 (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2020年4月4日 4時
