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ナンバ、という聞き覚えのある名前に思わず復唱してしまった。
すると彼は思わずえ、と絶句している。
「きみもしかして、市松の子達ぶっ飛ばしたっていう特服さん!?」
「え、いや、そ、そんなわけ」
「絶対そう!ナンバなんて名字他に聞いたことないもん、私の知り合いが特服の話聞いた日からずーっとナンバナンバって、おかげで名前プロフィール武勇伝全部覚えちゃった!」
嫉妬するくらいここ最近ずっとあなたの話だったんですから。
思わず捲し立てると難波くんはう、とたじろいだ。
「えっと…もしかして知り合いって」
「伍代くんです、市松の」
「え、てことは、君市松?」
「そうですが!」
え〜!と彼は目を見開く。
市松でちゃんと制服着てる子なんてなかなかいないから、多分他の高校の子達からしたら制服見ただけじゃわからないんだろうな。
ん?てことはもしや…
「その口の傷作ったのってもしかして伍代くん!?」
「あ〜…もう俺が特服ってことは確定な方向なんだ…」
「伍代くんと喧嘩したの!?伍代くんに怪我ない!?ていうか連れてかれた白百合の子は大丈夫だったの!?」
思わず質問攻めすると、難波くんは観念したようにため息をついた。
「まあ確かにこの傷作ったのは伍代って奴で、アイツも大した怪我はないと思うよ。白百合の奴もまあ傷だらけだけど一応平気、まあアイツの自業自得なところもあるし」
「そっか、よかった…」
「…あ」
「何!」
「伍代の顔に1発…やっちゃったなそういや」
「は!?」
「いや、アイツが先だしアイコってことで………すみません」
よりにもよって顔…。
まあ…いろいろ事情ありそうだし、詳しく聞けば伍代くんが先にやったみたいだし、今日のところはゆるそうか。
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はるちよ - めちゃくちゃ面白いので、続き書いてください!!待ってます!! (11月16日 16時) (レス) @page14 id: b6e7a94813 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - ゆっくりでもいいので続き楽しみにしてます! (2023年4月15日 14時) (レス) @page14 id: bffc973e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まれぴゅま | 作成日時:2023年1月14日 16時