第9話 ページ10
三橋「なぁ、こんな時間に歩いてていいのか?」
ぶっ飛ばしたのは三橋さんらしい。
『…実は引き取ってくれる人が来て…。』
三橋「は?!うそ、じゃあもう遊べねえの?!」
『ううん、週3日は通うよ。軟葉。』
白原「ねぇ、Aちゃん、それって、誰?潰さなきゃ。」
『私の大事な人なの!そんなことさせないもん!』
片桐「おい、それはどういうことだ。」
智司兄ちゃんが出てくると三橋がどこかへ行った。
『えっと・・・も、もう戻らないと・・・』
帰ろうとすると腕を掴まれる。
片桐「答えろ、猛が泣くぞ。」
『あの人なら怒るよね。うん。でも、東京で出来た大切な人が私を引き取ってくれるって言ったの。』
片桐「誰だ。」
『・・・祖国様って言えばわかる?』
片桐「祖国様?よくテレビとかに出てる?」
『うん、お父さんと仲良くて、一緒にいたんだよね。』
白原「なぁーんだ、じゃあ会えるじゃん。やった。」
片桐「猛にも伝えとけよ。ほら、もう時間やべえだろ。」
『うん、じゃあねー』
前も思ったけど智司兄ちゃんデカすぎね?!
灰色だしでけえし声低いってもうト○ロじゃねえか!!
許さんぞ!!!
その後はなかなか寝付けずにいた。
でも、なぜかリラックスしていて…。
不思議な気持ちだった。
ーーーーーーー
相良猛side
今日は夜も東京の奴らを探したが見つからず、断念して帰ってきたら、また鍵が開いていて、入るとスリッパの音が鳴った。
「またいんのかよ。」
母「貴方、Aに会いに行ったんでしょ!?もう許さないわよ!!」
「意味わかんねぇ、妹に会いに行って何が悪いんだよ。うぉッ!!」
急に母が飛び蹴りしてきた。間一髪で避けたが、何がしてーんだ、こいつ。
母「Aは千葉からいなくなるわ。」
「は?んでだよ?!」
母「引き取り先が決まったの。連絡が来たわ。明日最後の抱擁でもしてくれば?A、きっと泣いちゃうわね、最後までこんなやつが自分の兄だなんて・・・ってちょっと!」
なんかギャーギャー吠えてるが部屋に行く。
「あんなの、信じねえぞ。」
そう思っていてもやはり、心配なものは心配で、明日会いに行こうと決め、風呂に入って寝た。
次の日目を覚ますと時計の隣の写真が無く、家中を探したら、リビングのゴミ箱にくしゃくしゃになって入っていた。
母はいなかったから責め立てることもできなく、時間を見るともう7:40だったため、急いで家を出た。
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キル・桜鬼乱(プロフ) - 有隣さん» ろっさまはこの出し方したかったんです・・・!楽しみに思っていただけて嬉しいです!これからも見守っていてください・・・!!更新頑張ります! (2018年12月19日 15時) (レス) id: b24d7f32b8 (このIDを非表示/違反報告)
有隣 - ろっさま出ましたね!!これからどうなっていくのか楽しみです!! 続き楽しみにしています!!更新頑張ってください!! (2018年12月17日 19時) (レス) id: 7a986fdb99 (このIDを非表示/違反報告)
有隣 - 本当ですか!?めっちゃ楽しみです!!ろっさまの威圧で攻撃出来ない開久とか面白そうですね……(勝手に想像しているだけ)ろっさま出てくるの楽しみに待ってますね!! (2018年12月12日 18時) (レス) id: 7a986fdb99 (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - 有隣さん» ろっさまともたくさん絡ませようと企んでるので安心してください((楽しみだなんて言っていただけて光栄です!更新頑張ります!! (2018年12月12日 17時) (レス) id: b24d7f32b8 (このIDを非表示/違反報告)
有隣 - ヘタリアキャラ次は眉毛ですか!? 良いですね!!ちなみに私は露領です!!ロシアって多分どんなつっぱりにも負けないと思うんですよね← 続きがとても楽しみです!!更新頑張ってください!! (2018年12月12日 15時) (レス) id: 7a986fdb99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キル・桜鬼乱 | 作成日時:2018年12月1日 16時