【ヘタリア】軟葉高校の美人転入生【今日から俺は‼】

第44話 ページ47

来たのはAさんの先輩で私も何回か会ったことのある、須貝さんだった。


須貝「Aが心配で来た。智司から聞いてな。あと、あんたに言うの忘れてたけど・・・」


アイツ、リ○カする可能性あるぜ。


本田「はぁ！？・・・！！！」


急いでAの部屋に向かうと、カッターを腕に当てた状態で過呼吸になり、涙を流したAがいた。


須貝「おい、A大丈夫だから。」


頭を撫でながらゆっくりとカッターを取り上げる須貝さん。

うん、扱いが慣れてる。


『す、がい、さ・・・ｯ』

須貝「落ち着け、お前があのクズ親のとこに行かなきゃいけないって決まったわけじゃねえよ。」

『で、もｯ』

須貝「ほら、この袋で呼吸しろ。」


言う通り震える手で袋を受け取るAさん。

するとAさんのお兄さんと母親が来た。


猛「！！A・・・、須貝さん！？」

須貝「久しぶりだな。」

母親「ちょっと、クズ親ってどういうこと？」

須貝「よし、落ち着いたな」


須貝さんは母親を無視してAに向く。


『ふぅ、すみません。須貝さん。』

須貝「ホントだぞ。」←

『これだからモテないんだよ・・・にゃあ！！w』


須貝さんはAにデコピンして、二人で笑いあってる。

それに嫉妬したのかAのお兄さんが舌打ちを打つ。


須貝「変わってねえなぁ、お前。」

猛「うるせぇ、さっさと隣どけ。」

『・・・』


なんか、ピリピリした空気が再発。


本田「Aさんは熱が出てるんです。ここで喧嘩するのはやめてください。」


その言葉でリビングに移った。

終始、母親は須貝さんを睨んでいた。

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