【ヘタリア】軟葉高校の美人転入生【今日から俺は‼】

第40話 途中から三橋side ページ43

翌日

真司くんが松葉杖ついて学校に来た。

そこで話をしていると佐川くんも混じった。

他愛もない話をしていると横を黒髪の眼鏡をかけた人が通った。

真司くんも気づいたようでそちらを見ると貴志くんの席に着いた。

三人で貴志くんの机に向かう。


『えっ！？貴志くん！？』

伊藤「おい三橋、どうした？」

三橋「あ、伊藤くん。退院したんだね。おめでとう。」


教室のみんなは唖然としたまま。


『その格好、どうしたの？』

三橋「あぁ、僕は今日からツッパリをやめたんです。」

「「『えっ！？』」」


そこで理子が三ちゃん！と言いながら入ってくる。

変わった貴志くんを見てどうしたの？と聞く。

すると、もう一度ツッパリをやめたと言う。

真司くんが貴志くんを連れて屋上へ行く。


『貴志くん・・・もしかして・・・』

(それが作戦なの？敵を欺くには味方から的な・・・？)


そうだとしたらいいな、なんて思いながら来るのを待った。

佐川くんはツッパリ魂がどうとか呟いてたが、放っとく。

少し微笑んだ私を見て佐川くんと理子が首をかしげる。

だから、誤魔化しておく。

真司くんと谷川くんは一緒に今井くんのお見舞いに行った。

その夜はなかなか寝付けなかった。

それに、明日明後日明々後日と本田さんがいない。

そのため、学校には全部行くことになる。

理子はもう寝てしまったため、一人で起きて勉強する。

復習予習・・・それを繰り返していると、いつの間にか朝になり、着替えたのだが、理子は珍しく寝坊して遅れて行くと言っていたので、先に行く。


少し歩くと佐川くんと会い、一緒に通っていると開久の人達に佐川くんが殴られた。


『佐川くん！！』


佐川くんは殴られても立ち上がって守ろうとしてくれた。

だがやられてしまい、廃工場に連れてかれる。

そこで、手錠を嵌められる。

すると、お兄ちゃんが来た。


『・・・お兄ちゃん・・・。』

猛「三橋が来るまでこの状態だなァ？」

『・・・。何する気』

猛「お前だって気づいてんだろ？俺がお前のこと好きなの。」

『・・・あんだけアピールされたらね。』


触れるだけのキスをされ、出て行った。


ー三橋sideー


伊藤を小馬鹿にしながら学校に行ってると、後ろから明美ちゃんが来る。


明美「伊藤さん！！！」

伊藤「どうしたの明美ちゃん？」

明美「京子さんが開久のやつらに！！」

伊藤「京ちゃんが？」

明美「これ！」


俺もまさかと思い学校へ急いだ。

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