第33話 ページ36
露「よろしくね、皆!で、Aちゃんはどこなのかなぁ??」
いい笑顔で軟高の人たちをビビらせるろっさま。←
本田「だめですよ。怖がってます。その水道管しまってください。」
露「えー?水道管じゃなくて、魔法のステッキだよ!」
英「いいからしまえ!」
独「まず、Aがどこにいるか、どういう状況にあるかわかるか?」
くだらないやりとりを無視して本題に入るルートヴィッヒ。
すると理子が答える。
理子「実は、Aの兄に攫われて・・・」
伊藤「たぶん、襲われてると思う。アイツはやりかねない。」
本田「ほぅ・・・私の愛娘にそんなことを、ですか。見上げた度胸ですねぇ。」
本田の後ろには黒いもやが見える。
それをアーサーが宥め、作戦会議に入った。
そこで決まったのは、明日全員で乗り込むということ。
天下の開久に。
ーー
夢主side
翌日、目を覚ました時にはお兄ちゃんはいなくて、代わりに足音がした。
母「猛!アンタね・・・!?」
『お、お母さん・・・?』
母「A・・・。ひさしぶりね。なんで服・・・。まさかあの子!!」
『お、落ち着いて・・・。お兄ちゃんはもう出て行ったんじゃないかな。開久に。』
そういうと、母は、はぁ、と溜息をつきご飯を用意するから待っててね♡とキッチンへ消えて行った。
その間にボタンを全部外された服を拾うと机の上に紙があるのに気づく。
紙の内容は・・・。
『"クローゼットに代わりの服を入れておいた。"マジかよ・・・。』
クローゼットを開けるとパーカーなどがある中で、1つ可愛らしい白とピンクのワンピースに水色の上半身までの上着のついた服があった。
『これ、一人で買いに行ったってことだよね・・・w』
そう考えると笑えてきたがとりあえずそれを着る。
靴下もあり、白いレースのついた靴下で、ふざけるなと声を出してしまった。
子供すぎる・・・ただそれしかないためそれを履く。
母「出来たわよ・・・かっわいい!!え?誰が選んだの!?彼氏!?」
『お、お兄ちゃん。』
そういうと、あの子にこんなセンスが・・・。と言い出す。自分の息子ぞ?大事な息子ぞ?
『・・・みんな大丈夫かな・・・』
呟いたのは聞こえなかったらしく、機嫌よく作ったご飯について話すお母さん。
気になるのは、なんで親権がお母さんに来なかったのか。
なんだか複雑だ。
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キル・桜鬼乱(プロフ) - 有隣さん» ろっさまはこの出し方したかったんです・・・!楽しみに思っていただけて嬉しいです!これからも見守っていてください・・・!!更新頑張ります! (2018年12月19日 15時) (レス) id: b24d7f32b8 (このIDを非表示/違反報告)
有隣 - ろっさま出ましたね!!これからどうなっていくのか楽しみです!! 続き楽しみにしています!!更新頑張ってください!! (2018年12月17日 19時) (レス) id: 7a986fdb99 (このIDを非表示/違反報告)
有隣 - 本当ですか!?めっちゃ楽しみです!!ろっさまの威圧で攻撃出来ない開久とか面白そうですね……(勝手に想像しているだけ)ろっさま出てくるの楽しみに待ってますね!! (2018年12月12日 18時) (レス) id: 7a986fdb99 (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - 有隣さん» ろっさまともたくさん絡ませようと企んでるので安心してください((楽しみだなんて言っていただけて光栄です!更新頑張ります!! (2018年12月12日 17時) (レス) id: b24d7f32b8 (このIDを非表示/違反報告)
有隣 - ヘタリアキャラ次は眉毛ですか!? 良いですね!!ちなみに私は露領です!!ロシアって多分どんなつっぱりにも負けないと思うんですよね← 続きがとても楽しみです!!更新頑張ってください!! (2018年12月12日 15時) (レス) id: 7a986fdb99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キル・桜鬼乱 | 作成日時:2018年12月1日 16時