【ヘタリア】軟葉高校の美人転入生【今日から俺は‼】

第32話 ＊ちょっと注意 ページ35

『お兄ちゃん・・・ｯ苦しいｯ』

猛「・・・」


苦しいと言っても力を弱めず抱きしめてくる。


『あｯ・・・やめｯんん』


兄妹なのにキスしてくるこの人。


誰だよこんな風に育てた奴。←


『やｯあ』


あと声が口から漏れてしょうがないんですが。

誰かお助け願う。

音を立てているといきなりパッと離れた。


『はぁ、はぁ・・・』

猛「はぁ、はぁ・・・反抗しねえのはなんでだ。俺らは兄妹なんだろ・・・？」

『(あー、あの時のこと根に持ってやがる)』*第15話後半推奨


だって、と口籠るが言う覚悟を決めた。


『お兄ちゃんのこと嫌いじゃないもん。』

猛「・・・ｯ」

『お兄ちゃんは私の唯一のお兄ちゃんだし、自慢だよ？』

猛「・・・ｯそ、そうかよ・・・」

『うん、だからさ、お兄ちゃん。泣かないで？私、お兄ちゃんの泣いてる姿見たくない』


そう言うと力強く抱きしめてキスしてきた。


『んｯ・・・！？』

猛「本当にお前は優しいなぁ。」

『えっ、ちょ、ちょちょ、まっ、まっ』


服のボタンをニヤニヤしながらお兄ちゃんは外していく。


『や、やめっ・・・』

猛「好きなんだろ？俺のこと。だったら良いじゃねえかよぉ？」

『あｯ・・・だ、だめｯ・・・』


ホックも外された。

恨んでやる。

いや、反抗しまくった結果だからね？これ。

鼻めっちゃつついたからね？←

お兄ちゃんは顔を自分の体に近づけてくる。


『やｯ・・・』

猛「ちぅ・・・」

『あｯ！！』

猛「まだキスマだけだぞ？」

『んん！！』


やめてと言うとなぜか耳や口、首元を舐めてきた。

うん、この状態じゃあ君は犬だぞ？←


『んｯ！！あぁぁ！！』


色んなところに赤い花を咲かせる狂犬。

それに出会ってしまった小さな迷い子。

彼らは兄妹の筈なのだが、兄は少し捻くれてしまったようだ。


一方


三橋side


三橋「どうすれば、明日乗り込むか？開久に・・・いや、でも・・・」

伊藤「おい、お前だけで考えるな」

理子「あ！来たわよ！」


タクシーが何台か来てそこから降りて来たのは・・・。


本田「どうも、私が本田菊です。Aがお世話になっております。」

英「俺はアーサー・カークランド。まぁ、イギリスでもいいぜ。」

蘇(オリ)「俺はエドワード・カークランド。スコットランドだよ。」


と淡々と自己紹介が続いた。



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