@my home ページ26
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聡「それでは今日の反省を始めます」
「はーい」
もう眠たくなってきて適当に返事をする。
聡「今日は風磨くんとも健人くんとも仲良くなれたし、健人くんの連絡先をゲットできたのがすごいね」
マリ「Aちゃんまだ気づいてないけど、二人から今、LINE来てるし」
聡「本当によく頑張りました！」
マリ「僕のMake-Upのおかげだね！」
「本当にそうだね、ありがとう……って、二人からLINE来てるの！？」
確認すると、中島くん、風磨くんの順でLINEが来ていた。
ひとまず、中島くんのトーク画面を開く。
健人今日は楽しかった!今度は二人で遊ぼうね
A途中で帰ることになってごめんね。二人で遊ぶの楽しみ!
返信を終え、次に風磨くんのほうを開く。
風磨明日の昼休み、そっちの教室行くから
A分かった。待ってる
風磨くんはなぜ教室にくるのか分からないけど、適当な返事をした。
携帯を閉じると、勝利が高校の制服を着て、仁王立ちしていた。
勝「俺、明日から学校行くから」
「今までも来てたじゃん」
勝「じゃなくて、俺も生徒として通うってこと」
「え！？なんで？」
勝「Aさんが風磨くんと仲良くしすぎるから、それを止めに行く」
「いやいや、だって、風磨くんと仲良くなれっていう命令に従ってるだけだよ」
勝「Aさんには、健人くんと付き合ってもらうの」
「えー！？」
まさか、付き合う相手も勝手に決められるなんて。天使の考えはよく分からない。
聡「僕は反対したの。Aさんの好きにさせればいいじゃんって。でも、勝利は絶対健人くんじゃなきゃだめ、って」
マリ「僕はAちゃんが付き合うのは誰でも良いんだけど、勝利が生徒として通うの反対。天使っていう立場がばれないとは限らないでしょ」
勝「そこはAさんにフォローしてもらうし、第一、天使なんだって言っても信じてもらえないでしょ」
マリ「そうかもしれないけど」
勝「とにかく、俺は行くから」
「はぁ……」
勝利は頑なに高校生になる、と言っていて説得しても無理だと感じた。
聡「そしたら外回りは誰がやるの」
マリ「僕やりたい！」
聡「んー、ずっとマリが外だと心配だから僕と交代でやろうか」
マリ「ふふん、外出れる〜」
勝「明日から俺とAさんは、遠い親戚ってことにするからよろしくね？」
不思議なことになってしまった。
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作者名：ぷぅ∞ | 作成日時：2018年5月5日 11時
