モブにも普通の青春する権利はある【実】【ｼ兄者】 (ページ50)

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さぁ～て、次のイベントは？ページ50

～食堂～

裕理「お前ら体育祭の種目決まった？」
古香「あ？...あー、決まった決まった」

昼休み、昼食をいつものメンツで食べていると話題は自然と1ヶ月後の体育祭の話題になった
太一「俺らも決まったよ」
ちなむと、先生の話を聞いてやっと思い出せた
乙女ゲーム内の時間はあやふやだったから知らなかっただけだし...

決して忘れていた訳ではない、決して

裕理「俺はフツーにリレーと...借り物競争」
「えっお前借り物競争でんの？」

あの乙女ゲーの王道(私調べ)の競技に？
「あの種目は、ヤバイ」
なにせとにかく恋愛系のお題が多い
あと攻略キャラがすんごいいた

まぁゲームの時それに叫んでましたけど
『ありがとう...ありがとう...！！』
かっこよかったもん、てぇてぇだよアレは

古香「うちは綱引きと～、玉入れとー、リレーだった」
太一「...多くね？」
まぁうち優秀だから、とドヤッとしながら続けた

運動ができる人と他一部は種目を三つ以上しなければいけないし、そういうもんか

太一「俺とAは、玉入れと...あとなんだっけ」
「あー、確か...騎馬戦だったかな」
太一「そうそう、騎馬戦。でもAはあとひとつ出るよな」

ぐっ、と触れられたくないところをつかれ思わず呻く
古香「えっマジ！？Aも三つ出んの？」
心底意外そうに裕理と古香がこちらを見る

そう、そうなんだ
さっき言っていた他一部とは、私だ
なにせとにかく推しとの関わり回避について熟考していたらいつの間にか三つになっていたのだ
あの時の先生は許さない

さらに出場種目が問題なのだ

太一「しかも裕理と同じ借り物競争、大変だなー」
他人事のように言う太一に軽く拳を入れる

私だって望んではなかった！！
でも決まったあとになにか言ってもクラスメイトから陰口言われるのやだし！！

「...泣きたい」
裕理「どしたん話聞こか」
慰めとでもいうのか、裕理はのど飴をくれた
やだやーさーしー
...ってお前これおじいちゃんが食べてる奴やん、美味しくないやつ
そっぽ向くな、こっちみろ

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久々の更新ですねぇ...
さて、次のイベントは「ドキドキッ！？体育祭☆」です
委員会ごとの仕事もあるし、借り物競争もあるし、あの人との関わりもあるし

大変そうですねぇ！！！(歓喜)