モブにも普通の青春する権利はある【実】【ｼ兄者】 (ページ46)

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豪快に笑うこは基本いいこ(偏見) ページ46

なかむさんの制止の声に足を止める
正直もう勘弁して欲しい
関わるのが嫌なのではない
ただまだヒロインいないから今関わっても意味がないんだよ

古香「なにぃ？まだ何かあるの」
面倒くささを隠さずにそう投げやりに答える

na「これから連絡しないといけないことが多分増えるので、3人のだれかと確実に連絡ができるようにしたいんですけど...」

...
互いに互いを見回す

裕理「悪い、今俺スマホ持ってない」
古香「ケータイ、今バックの中」
なんで揃いも揃って持ってないんだ

今は自分のポケットの中にあるものを疎ましく思った
裕理がハッとしたような顔つきになる
そしてグッと黙り込んだ

二人が持っていないのなら私しかいなくなる
それはやだ

na「あー...そうですか」
そう言って残念がるように眉を潜めた

ありがとう裕理、空気読んで黙ってくれてたんだな助かった

そのとき古香があっ、と声をあげた
え、まさかバラすんじゃ...
古香「太一じゃーん。やっほ」
そう言ってなかむさん達の奥へ手を振った

確かにそっちには太一がいた
危ない、バラされるかとおもった

太一「よ、やっと委員会終わって、急いできた」
そう言って爽やかに笑った

強いていうなら早くきて欲しかった
古香「ないすぅ～、あ、でもよく食堂だって分かったね」
ピシャッ、と体に雷が落ちたような気がした
"スマホで太一に一応食堂にいることを連絡しておく"(署名おなしゃーす参照)
まさか、
太一「さっきAがレイン(L○NE)で教えてくれてたからな！」
平然とそう言いはなった

口から魂出てんじゃないかってくらい放心した気がする

裕理はあちゃーとでも言うような顔をし
古香は哀れむような顔をし
なかむさんはパッと顔を明るくした
na「Aさんは持ってたんですね！良かった」
安心したように微笑んでいるなかむさんを見て私は思った

こんなの断れる訳がない

諦めたようになかむさんにスマホを渡す
そのときチラッとハートの色が見えた
薄い桃色
絶対に好意的だと分かる色だった
マジで顔赤くならなくて良かった

案の定その日レインに一人追加されたことは言うまでもない

太一には事情を話し、アイスを奢らせた
それにしても濃い一日だった

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今日のレンギョウの報告

勢いそのまま書き上げました
後悔はしてません
そしてあけおめことよろです
口調は後々修正すると思います
解像度が悪いのは...察していただけると
Aちゃんどうなることやら