モブにも普通の青春する権利はある【実】【ｼ兄者】 (ページ42)

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署名おなしゃーすページ42

数日後、特にこれといったことも起こらず部活動にいそしむだけの日々を送っていた
最近は一年生への撮影許可の署名にはしっている
正直ワンチャン推しと絡めると思ったけど私のHPが減るだけなので裕理たちにまかせた
関われなくても来年まで待てばよかろうなのだ

その日も朝から授業を聞き流し
唯一...とまではいかなくとも、楽しみにしている時間

「裕理ーご飯食べよ」
古香「タベヨー」
昼食だ
人によって食べる場所、人は違う
それによって意識してよければキャラと会う確率がひくい時間なのである

裕理「おk。太一は？」
「委員会で用事があるって」
りょーかい、とお弁当を準備しながら裕理は返事をする

「今日はどこで食べる？」
古香「食堂で食べなーい？」
「あ～...」
食堂、人多いんだよなぁ...、と不満を軽くもらす
別に迷うからー、とか酔うからーとかじゃない
キャラに会う確率は低くとも0%ではないのだ
その状態で人が多いとこに行くのはなぁ...
中々首を縦にふらない私に痺れをきらしてか
古香は催促の言葉を続ける
古香「えー、行こうよ～...ってか行くよ」
そう言うとｶﾞｼｯと力強く私の右腕をつかむ
「ゑ」
裕理「諦めろ、A。こうなったら古香は止められん」
「え、」
そして裕理は私の左腕をつかむ
古香「ゴーゴー」

ノオォォォッ...！！
小さな断末魔が廊下に響いた

～(強制)移動中～

「いやぁ分かってたよ？？さすがに都合のいいことが起きるとは思ってなかったし？？」
まぁ安定というか、少し残念というか
案の定、食堂に移動する間も、食堂にもキャラがいなかったのだ

裕理「素直に喜べよ、お前って矛盾しないと生きていけないんか」
そりゃそうだけど...とショウは拗ねたように呟く

食堂についた途端古香はお弁当についかでパンを買いに行ってしまったし...
てかあいつどんだけ食べるんだよ大食いでれるよ多分
まぁ、いっか
スマホで太一に一応食堂にいることを連絡しておく
まぁ気づくこと少ないけど
そしてお弁当をバックからとりだす
「いただきま＿＿＿」

？「あの！すみません！」
ﾋﾟﾀｯとAの動きが止まる
裕理も同様に固まる
ｷﾞｷﾞｷﾞｯと首から上だけを動かして声の主を見る

明るい茶髪と白と黒の既視感しかないパーカーが視界にはいった

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今日のレンギョウの報告

最近暖かい評価をもらって内心ニッコニッコです
みなさんこんな小説でも読み続けてくれて嬉しいです！！