水柱の妻は＿＿＿？弐 (ページ13)

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運命の糸が混ざるとき　ページ13

「ッ。」

私達は悪女におされていた。

”このままじゃ負ける！”

あの子たちを守らなくては・・・

でもどうしたら・・・

策が尽きどうしようもない時、

「ふわり」

誰かが歩いていく音がした。

悪女はそれに気付かない。

ただ私を見ているだけ。

まるで女王様というようだ。

悪女がこちらを見てくる。

私が睨み返した時だった。

スパッ

音を立てて襖が開いた。

そこにが栗花落さんが立っていた。

竈門「カナヲ！！」

カナヲは部屋の中を一瞥すると悪女の前に立つ。

カナヲ「回っているわね。師範の毒が。」

！？

しのぶは此処にいないはず。

なのにどうして？？？

蜜「さあ。計画実行よ！！

　恋の呼吸伍ノ型揺らめく恋情・乱れ爪」

A「雨の呼吸参ノ型雨天の花」

スパッ

首が斬れた？？

やけに軽く刀が抜けた。

呆然とした悪女・線乃実の首は私の前に転がっていた。

・・・・・

何も言わない空白の時間。

私の隣に”ふわり”誰かが来た

蟲柱・胡蝶しのぶがそこにいた。

A「さあ。悪女さん。貴女の過去を教えてくれるんですよね？約束しましたよね？(圧」

『わ・・わかったわよ！！！」

しのぶは只そこにいるだけ。

何も映っていない虚ろな目で悪女を見ながら。