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ただいま ページ1

家に帰ると玄関の前で義正と紫雨が立っていた。


A「ッ。。。ただいま!!!!義正。紫雨。終わったよ!!」


紫雨「お帰りなさい!!母様!!父様!!」

義正「良かった。。終わったんですね。。。もう鬼がいない!!良かった。。

では母様、父様、約束を果たしてください。

俺たちの過去を教えてください。。」


義勇「ああ。そうだな。」

A「そうね。でも、ご飯の後にしましょう。お腹空いたでしょう?紫雨。手伝ってもらってい?」

紫雨「はい!!」


私と紫雨は台所に向かった。



朝食を食べて私の部屋で話をすることにした、



紫雨だけが何のことかわかっていない顔をしていた。




みんなが部屋に入ってきたとき違和感を感じた。

義勇もそんな顔をしていた為、私は羽織を翻し本棚に近づく。



そして一冊の本を引き抜く。


その本が入っていたスペースに鬼がいた。


見たところそこら辺にいる雑魚鬼らしかったが、今までの気配を消していたところを見ると割と強いのかもしれない。

A「なんで生きてるの?鬼の始祖は死んだはず。そしたらすべての鬼が消滅するはず。ねえ?
答えてよ。鬼さん?」


?「は!?お前分かってるんだろう!!忘れたのか???やっぱりお前は柱から下ろされて当然だ!!なのになんで私に気づくんだ!!」

A「なんで私が柱だったことを知ってるの?やっぱりか。



お久しぶりですね。"桃柱サン”。どうやって生きていたんですか?あの時、首を斬ったはずですが?」


そうだ。

彼女は鬼と化した恥邑 線乃実もとい悪女として私を嵌めた女だ。



もう一度やられに来たの??


本当に鬼って馬鹿だね。


単純だわ。


それとも此奴だけが馬鹿なのかな。

でも

A「私の家族に手を出さないでください。あと、元柱だからって実力舐めないでもらえます??
 
  私、あなたと戦う前、悲鳴嶼さんに勝ったの見てました?」


『そんなの!わかってるわよ!!だから鬼になって還ってきたんじゃない!!今度はアタシが勝つから。アタシはあのお方のお気に入りなのよ!!あのお方の仇とって見せようじゃない!!』





真実を伝えるのは後になるんだ。


ごめんね。


義正。紫雨。


でも勝つんだ。


鬼を滅するために!!

安住を手に入れるために!!



こうしてお互いの正義の為負けられない戦いが始まった。

最後の鬼と対峙する。


ああ。


此奴を斬れば終わるんだ。

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作者名:玉葉 | 作成日時:2021年8月25日 18時

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