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健人「ねぇ、さっきのどうゆう事?

なんで勝利に彼女って言おうとした時止めた訳?」


A「中島くんには関係ない…。」


健人「あの本と同じなら、アイツは記憶失くしたんだろ?

辛いんだろ?

じゃあ、なんで無理して『また来る』なんて言えるんだよ!」





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確かに

どうして私は『また来る』と言えたんだろう。

そんなの分かってるじゃない。





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A「私が…、佐藤くんの事、大好きになっちゃったから。

忘れられたって、万が一佐藤くんが思い出さなくたって、私はきっと佐藤くんしかいないの。」




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健人「バカじゃねーの…。」




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中島くんは私の後頭部をグイッと引っ張り自分の胸へと引き寄せた。




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健人「お前なんて嫌いなんだよ。

大嫌いだ。」


A「中島くん…?」


健人「こんなに嫌いになったのも、忘れられなくなったのも、Aちゃんが初めてだよ。」


A「…それって褒め言葉?」


健人「めちゃめちゃ褒め言葉(笑)」





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中島くんの胸から離れた私は、さっきのモヤモヤは既に消え去っていた。




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健人「今日から、俺が勝利の代わりに傍にいるから。」


A「え、別にいいよ…。

中島くんが傍にいたら、女の子達に何言われるか分からないもん。」

健人「でも、俺見てたけどさAちゃんクラスに友達いないんだね。」







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うっ…。

否定は出来ない。

確かに私には友達と呼べる人などいない。









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まてよ。

1人いる。






A「いるよ!

日直で少し仲良くなった、菊池くん。」


健人「菊池くん…?」


A「菊池風磨くん!

本当、中島くんって男の子の事は何も知らないよね。」


健人「悪かったな!

それとさ、もう中島くん呼びやめようよ。

健人って呼んで。」


A「え…。」




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いや、でも、佐藤くんですら佐藤くんなのに。

いきなりハードル高すぎません?

そして、今のこの状況は

少女マンガあるあるの









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壁ドン…。

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中島日花里 - メッチャいい作品です!続きが見たいです! (2015年8月10日 0時) (レス) id: 257916d139 (このIDを非表示/違反報告)
こしょう(プロフ) - 面白いです! (2015年7月16日 19時) (レス) id: 857d0ee552 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とっても面白かったです! (2015年7月3日 14時) (レス) id: 7281b6d7d5 (このIDを非表示/違反報告)
?*___ 練乳 みるくてぃ .。(プロフ) - 初めまして っ!この作品にとっても惹かれました っ!自分のペースで書き続けてくださいっ!応援してますっ ! (2015年3月20日 0時) (レス) id: e012c43a0a (このIDを非表示/違反報告)
あいりん - この作品すごく大好きでいつも続きが気になります!完結しなくてもいいです自分のペースで便新してください!頑張ってください! (2015年2月1日 22時) (レス) id: 4b327799c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏豆 | 作成日時:2014年7月18日 22時

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