83 Rose ページ34
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いよいよ嫌なナイトハイクの時間。
空はもう真っ暗で山奥だからか
真っ暗な夜空に白い絵の具を撒き散らしたように
幾つもの星が輝いている。
普段は都会でみれないから緑に囲まれたこういう場も悪くない。
ナイトハイクは班の中で2つのグループに別れて
暗い林の中を歩いて、ゴール地点にいる山田先生にスタンプを押してもらって終わり。
ゴール地点が薔薇学校なのに旅館があってお風呂だけはそこで済ませて
就寝は男女別れてテントで寝るという。
これも自然と触れ合うためだとか…
虫とかお化けとか本当にむりなんですけど
そこが心配。
山「ではくじで引いた順にスタートしてください」
廉「よろしくね大西さん」
『こちらこそよろしく永瀬くん』
風「おいおい永瀬変われや」
マ「風磨くん僕がいるじゃない！」
風「…」
マ「え、無視？！」
じゃんけんしてペアは永瀬くんになった。
風磨くんが何か言いたげだったけど気にせずスタートする。
廉「Aちゃんってよんでもええ？」
『いいよ』
廉「じゃあAちゃんも廉って呼んでよ」
『わかった！』
廉くんは皆と違って優しいしナイトハイクもこれで安心だ。早くも林の中に入れば冷たい風が肌にあたる。
廉「結構リヤルやな」
『そうだね…』
いかにも出そうって感じで心臓が動き出す。
廉「怖い…？(笑)」
『う、うん』
廉「俺につかまっとき」
『へ』
手をとられてそのまま歩き出す廉くん。
と、その時
「わぁぁああああっっ！！」
『ぎゃああああっ』
廉「…」
突然林の中から誰かが飛び出してきて驚いて叫ぶ。
怖い怖い無理無理
廉「何してるんすか先輩(笑)」
『え』
廉くんの声でその人をみると何やらお化けに変装している
『風磨先輩…』
風「よぉA」
どうやら脅かす役はくじ引きで赤を引いたグループがやっていてこうして歩いている私たちを内緒で脅かしているらしい。
風「俺が本気で男を怖がらせて女を守れずしてリア充ひっこめばいい」
ちょっと何言ってるのか分からない風磨先輩を置いて歩き出す
廉「Aちゃん大丈夫？」
『ごめん廉くんやっぱり怖くて…無理かも』
廉「後で風磨先輩怒っとかなきゃな(笑)」
少し廉くんが目を閉じて考えたあと
廉「せや、ええこと思いついたで」
『？』
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#Kento ※同担頑固拒否 - 更新ありがとうございます！嬉しいです(*'∀'*)そして更新頑張ってください！応援しています☆ (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 367f723e61 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新して頂き大変嬉しいです（ ; ; ）！！ (2019年9月26日 0時) (レス) id: 412dd6d98e (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 更新ありがとうございます。続きが読めて嬉しいです。 (2019年9月22日 21時) (レス) id: 206be9d177 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - 待ってました！！このお話が大好きで続きが気になってたので、更新してくれて嬉しいです (2019年9月22日 21時) (レス) id: dc5d1267cf (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます＼|*≧Д≦|>ヒロインちゃん気持ち気付いておおおお！ってなってます笑 (2019年8月14日 12時) (レス) id: 84713c49a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォル。 | 作成日時：2017年3月5日 12時
