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91 Rose ページ42






『勝利くん』




皆に思いを伝えられて、解散する。でもまだ1つ解決していないことがあって勝利くんを呼び止めた。





勝「なに」


『ナイトハイクの時のことなんだけど』


勝「…」


『勝手に勝利くんのことボロクソ言ってごめんなさい』


勝「ボロクソ言った自覚あったんだ」


『…うん』





言い返されてもいいから 怒られてもいいから
ぎゅっと目を瞑る。






勝「別に…でも俺 女嫌いだよ」


『……え?』


勝「え?じゃないわ、なんでそんなこと言ったのかよく分かんないんだけど」


『だってあの先輩とキス…』


勝「は、キス?」





頷いたら
はぁーとため息をつかれて睨まれる。





勝「してないわ」

『うっそだー』

勝「何その言い方ウザイ、ほんとだし」






勝利くんの様子から嘘を言っているように思えなくて…

そしたら…





『えぇぇぇーー』


勝「あの人が勝手によろめいて俺にしがみついて俺も咄嗟に掴んだだけだよ…」





それを勘違いしたんじゃない?って…
なんだ…そっか





勝「何をお前はそんな必死になってたの?」

『え…』







そうだ、なんで私こんな
悲しくなったり ほっとしたり





勝「じゃ、早く寝ろよ」

『うん…』





それだけ言ってテントへ向かったであろう勝利くんの背中をみつめる。

なんで安心したんだろう





___キュンキュンしたり、苦しくなったりする?



あれなんで突然廉くんの言葉なんか…








「へーそんなことがあったんだねー」


『ぎゃっ、まだ帰ってなかったんですか』


健「ふふーん(笑)」


『なんでご機嫌なんですか』


健「その反応はまだ気づいてない感じ?」


『はい?』






何を言っているんだこの人
答えれずにいたらそっかーと言ってニヤけだす先輩。





健「じゃあ今Aが気になってることの、ヒントをあげる」

『えっ』




ヒント…?






健「今日の出来事をよーく振り返ってみて」





え、それだけ…?





健「それだけ?って顔してるね」


『はい』


健「…まぁそこからは頑張れ」


『教えてくださいよ』


健「えーそれも面白いかもしれないけど、でも面白くないなー」






どっちにしろ面白がってるってことね

それじゃあおやすみ、と頬にキスをされ、
帰っていった健人先輩。

何度驚かせたら気が済むんだあの人は…





『今日を振り返る、か…』





何が言いたいんだろう…



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設定タグ:SexyZone , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
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#Kento ※同担頑固拒否 - 更新ありがとうございます!嬉しいです(*'∀'*)そして更新頑張ってください!応援しています☆ (2019年9月26日 21時) (レス) id: 367f723e61 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新して頂き大変嬉しいです( ; ; )!! (2019年9月26日 0時) (レス) id: 412dd6d98e (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 更新ありがとうございます。続きが読めて嬉しいです。 (2019年9月22日 21時) (レス) id: 206be9d177 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - 待ってました!!このお話が大好きで続きが気になってたので、更新してくれて嬉しいです (2019年9月22日 21時) (レス) id: dc5d1267cf (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます\|*≧Д≦|>ヒロインちゃん気持ち気付いておおおお!ってなってます笑 (2019年8月14日 12時) (レス) id: 84713c49a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウォル。 | 作成日時:2017年3月5日 12時

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