薔薇色生徒会 (ページ18)

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18 Rose ページ18

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とりあえず初めての生徒会の集まりが終わり、帰る。

まだ明るい5時ごろ。夕日でオレンジ色に染まった空の下を歩く3つの影。帰ることになったのはいいものの

『なんで一緒なのよ』

勝「知らないよそんなの」

聡「まあまあ^^」

なぜか帰り道が勝利くんとおなじ。
まだ聡くんはいいんだよ？

聡「じゃ俺ここまでだから！
バイバイケンカしないでね」

「『むり』」

『「…」』

聡「やれやれ(笑)」

早速2人きりにさせた聡くん、嫌い。←
最悪…。しかもこの人さっき裏切ったし。

＿＿『お姫様やりたくない』

＿＿勝「確かに姫って性じゃないもんね(笑)」

＿＿『はぁ？！…まあそうだけど…なら、やらなくてもいいよね？！』

＿＿健「じゃあ、勝利やる？(笑)」

＿＿勝「はっ？！やだよ、それならAがやって」

＿＿『えええええ』

しかも、相手の王子役だって

＿＿セクゾ『さいしょはグーじゃんけんと！』

＿＿セクゾ『あいこでしょーり！』

＿＿勝利「うわ、俺じゃん」

みごとにパーとチョキで勝利くんが勝った。

勝利くんは自分の出したチョキをみつめる。

そのチョキを恨みやがれこの野郎っ

＿＿＿(回想終了)

さっきまでの経緯を思い出してため息をつく。
すると彼も大きなため息をついて…

『ほんとになんなの？嫌なんだったら変わってもらえばいいじゃない』

そう不満をぶつければチラッと私をみた彼。
気づけば、目の前には彼の整ったきれいな顔

唇なんて10cmほど動けば触れる距離
背中にかたく冷たい感触があたりそれが壁だと気づく。

勝「俺がやめるわけないじゃん」

いわゆる、壁ドン状態。

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