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16 Rose ページ16






『え…』


突然後ろから降る声。
ぱっと後ろを振り返るとそこには昨日と同じ人が。





健「ふまたんやっときた〜」

風「ふまたんやめろ…ふわぁっ…」




大きなあくびをする風磨…先輩
寝癖ついてるし…寝てたな。





勝「風磨くんまた寝てたでしょ」

風「うん」

健「いや、うんじゃなくて…(笑)」




本当に自由だな、この人。




健「で?赤ずきんってやりたいってことは、話聞いてたってこと?」

風「うん、まぁ少し」





風磨先輩は、机にカバンをおくと私の隣に座った。
それと同時にいっきに注がれる視線。





『なんですか』

聡「Aちゃん気を付けてね」




急にそういってきた聡くんにそれを聞いてうんうん、と頷くマリウスくん。。え、何が?




『なにが?』



そのとたん、その言葉の意味がわかった。

ぎゅ…



『?!』


急に体にまとわりつくもの。みれば、風磨先輩が私に抱きついていた。

は、なになに え?!






健「菊池ー?離れてー?」

風「んー…」

『離してくださいっ!!』




突然の出来事に頭が真っ白に。




健「ごめんなA、こいつ寝起きハグ魔になるんだ」




はい?初めて聞いたぞそんなの

なんとか健人先輩に離してもらうものの今度は健人先輩にくっつく風磨先輩。
なんやヤバイものをみてる気がする


そして我にかえったようにむくっとおきあがって健人くんからはなれる風磨くん。

今でも高鳴り続ける心臓。

びっくりした…





風「なんで俺中島とくっついてんの?!きもちわりぃ」

健「ひどっっ!!毎回毎回こうだよ…」



お疲れ様です生徒会長。




健「で?なんで赤ずきんちゃんがいいの?」




するとこちらをみてくる風磨くん。
そして口角をあげて…






風「あいつが赤ずきんやって俺が狼やって襲うっていう…」

『は、』




一回あの変態殴ってもいいですか
先輩だから何よ

どうやら風磨くんという先輩は、裏表なしのどSではなく…




___ただの狼(変態)だったようです。








.

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作品ジャンル:恋愛
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ヒヨリ - お話最高です!ふまたんと結ばれますよーに... (2018年8月2日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うぉる。 | 作成日時:2017年2月20日 18時

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