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｢ねぇA
これさ前に言ってたさぁ、あれに似てない？｣
『まって確かに…笑
……ん、ってかさ2人遅くない？』
｢あぁ、確かに｣
『ちょっと呼んで来るわ』
｢おーありがとー｣
大我と喋りながら何気なく時計を見ると
｢皿と手洗ってくるわー｣って樹と北斗が出て行ってからもう軽く15分ほどすぎていて
全然帰ってこないし、さすがに遅すぎて
『ねぇ遅い
手も皿も洗いすぎて無くなるんじゃない?｣
迎えに来てあげたのに
｢るせー｣
｢ほんとあなた可愛くないね
もう終わりました、帰った帰った｣
『えっ、はっ!?
押さないで、ちょ、北斗手が濡れてる、服っ』
｢邪魔。
それに黒だから濡れても分かんないでしょ｣
『そーゆー問題じゃない』
酷い扱いを受けてあしらわれてちょっと不機嫌
ちょっと言い過ぎじゃん?
それに2人とも
私の顔みて一瞬眉をひそめたよね!?
…何、なんでよ
『なんか喋ってたの？』って聞いても北斗は
｢助手席でバカみたいに寝てたAの悪口言ってた｣
って言い逃げしてテントに戻っていくし
｢砂糖と塩の見分け方について議論してた｣
って樹は分かりやすくふざけて
私に目を見開いて笑いかけてくるし。
……この金髪
『せっかく迎えに来たのに』
｢この距離で？｣
『背信行為だ』
｢配信？なにを｣
『……嫌い』
｢なんでっ｣
拗ねないでよって北斗が運んで行った残りを急いで片手で持つと、
慌てて腰を掴んで巻き込んでくるから
『え、なに少女漫画？』
掴まれた腰にある彼の右腕を見て反射的にそう言う。
『これ映画だったらスローモーションだわ』
｢じゃAがヒロインだね。キュンとした？｣
『……微塵も』
そう、ぶっって膨らました顔を樹に向けると
｢素直じゃないねぇ｣
って何故か笑顔を見せてから、おでこを私の頭に寄せてわしゃわしゃしてくる。
『くすぐったい』
｢さっきはさ、｣
『…ん？』
｢…さっきはさ俺がね、
Aに恋してるって話をしてたの｣
『え。
…あぁ、うわ何気初めて聞いたかも、それ』
いつもの�犢イ��瓩犬磴覆�て�猯�してる�瓩覆鵑�
言葉を使ってくる樹にびっくりして
引き寄せられているまま顔を樹の方に向けると
｢恋してるよ｣
至近距離で見つめて改めて言ってくるから
『2回も言わなくていいし』
言葉の甘さに軽く頭が痛くなった。
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れんり。(プロフ) - おふみさん» 完結まで見届けていただき、感謝です！ありがとうございます。コメント、とても嬉しかったです！他の作品も更新してまいりますので、よろしければ是非お願いします…! (2022年6月29日 9時) (
レス) id: db3fe19996 (このIDを非表示/違反報告)
おふみ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！毎回更新されるのを楽しみにしていました。まるでドラマを見ているようでした！色々読んでいた中で1番好きな作品だったので終わってしまって寂しいですが最後まで楽しませて頂きました。ありがとうございました！これからも楽しみにしています✨ (2022年6月28日 1時) (レス) @page49 id: 5478366d4d (このIDを非表示/違反報告)
れんり。(プロフ) - 散葉さん» 初めまして、ご愛読ありがとうございます。楽しんで頂けている声を聞けて、とても嬉しいです。期待に応えられるように更新頑張ります! (2022年2月27日 17時) (レス) @page35 id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
散葉(プロフ) - はじめまして！言葉選びがとても上手で登場人物全員に同情してしまって苦しいです（ ; ; ）続きとても楽しみにしております！毎日寒いのでお体に気をつけて、無理せず頑張ってください(TT) (2022年2月22日 1時) (レス) @page33 id: fcae4f07e7 (このIDを非表示/違反報告)
れんり。(プロフ) - おふみさん» 贅沢なお言葉を沢山ありがとうございます。ご期待に添えるように更新頑張ります! (2022年1月16日 13時) (レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年12月4日 11時
