検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:59,978 hit

46 ページ46

.



美味しいにおいとAさんの料理姿、そしてこれからAさんの手料理が食べれると思うと、ゆっくりしていられるわけがなかった。



「…座っててってば(笑)」


「まだかな〜って」


「あー、ごめん。もうちょっとかかるかな…」


「じゃあここで待ってます」


「気が散る〜」




と笑いながらテキパキと手際よく料理するAさんはきっと自炊もちゃんとしてるんだろうな。


俺の服着て料理してる………今日俺は俺に勝てるのだろうか。

これからの時間俺はどう過ごせばいいのか。




「ジョングクくんも自炊してるんでしょ?偉いよね」


「さすがに作れるようにならないと。あ、明日の朝は俺が作りますよ」


「え?(笑)」


「だって、さすがに今日は帰れないでしょう?」


「そ、そうだけど…」


「明日は仕事休みなんで、俺の家で雨宿りしてってください。大丈夫です、何もしないです。


…たぶん」



「たぶんって言わないで(笑)でも、着替えとかないし…その、下着もアレだし」




アレ、ってたぶん、雨で濡れちゃってるってのと着替えがないってことだよな。

口元が緩みそうになっているあたり、俺ってだいぶスケベだと思う。




「スーツが乾けばいいですけどね…すぐ近くにユ○クロありますけど、後で走って行きます?(笑)」


「そうだね、明日の着替えも欲しいし、ちょうどユ○クロ行きたかったし、走って行こっか!」


「じゃあ食べたら行きましょうか」




はあ、本当にカップルみたいだと錯覚してしまう。何て幸せな時間なんだろう…





.

47→←45



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
218人がお気に入り
設定タグ:BTS , JUNGKOOK , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SLY | 作成日時:2019年5月23日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。