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神宮寺side
紫「ジンが女遊びやめたって聞いて
なんでかなって思ってたら、そういうことか！
Aちゃんなー、美人だよな！
俺もああいう人いいなって思うわ。」
神「紫耀さんにはなにやっても勝てないんで
ライバルにはなりたくないっすよ。」
紫「Aちゃんは姉ちゃんみたいな感じで
恋愛感情はないから心配すんな！
応援してやるよ！」
神「頼りになります、兄貴！」
ガチャと扉が開く音
店「お、きたきた、話題の人物！」
神「ちょ、声おっきいっす！」
紫「Aちゃーん！久しぶり〜！」
「紫耀くん、全然久しぶりじゃないから！
てかなんで事前に言ってくれなかったの？
ほんとびっくりしちゃったじゃん！」
紫「そうだった、この前会ったんだった！」
「上司に内定者懇談会に参加しろっていわれて
会場に行ったらいるんだもん。
ただでさえ紫耀くんは目立つのに、
AちゃんAちゃんって寄ってくるから。
あの後質問攻めにあって大変だったんだから！」
神「えー！紫耀さん内定もらったんすか？
しかもAちゃんと同じ会社？？」
紫「そうそう！
そのときまで同じ会社とは知らなかったけど。」
「あ、ジンくん。
昨日はありがとうございました！
なんかお礼したいなと思ったんだけど
連絡先知らないからいるかなと思って来てみた！」
マスターと紫耀さんがにやにやしているのがわかる。
神「お、お礼とか、別に…」
店「ジン！せっかくAちゃんが
お礼してくれるって言ってんだから。」
ニヤリとしながらそう言うんだ。
そんなこと言われても…
紫「いいこと思いついた！
デートでもしてもらったら？」
神「ちょっ！」
紫「タピオカ屋さんに行きたいけど、
男だけだと行けないって言ってたじゃん？
そこ、付き合ってもらいなよ！」
店「いいじゃん！行ってこーい！」
「タピオカ？私は別にいいけど…」
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作者名：Yu.K | 作成日時：2019年6月10日 17時
