32 ページ32
あなたside
付き合い始めて1ヶ月が経とうとしていて
呼び方は″ジンくん″から″勇太″に変わり
合鍵を交換してお互いの家を行き来している。
マスターと紫耀くんにはすぐに報告に行き
すごい量のお酒をご馳走になって
危うくまた潰れるところだった。笑
…で、ひとつ気になることがあって。
私が大学生のころはお金がなかったから
バイトしながら大学に通っていたけど、
勇太はバイトしてる気配がなくて
それなのに服やアクセサリーは値の張るものだし…
お金持ちのぼっちゃんなのだろうか…
神「なーに考えてんのっ？」
「うわっ！びっくりさせないでよー！」
神「Aちゃんがぼーっとしてるからだよー！
何かあった？」
「うーん…」
神「俺に言えないこと…？」
「いやっ、そういうわけじゃないんだけど…」
神「けど…？」
「ん！単刀直入に聞くね！
勇太の家ってお金持ちなの？」
神「ははっ！どストレート！笑
んー、、会社経営してるから多少は、かな。」
「突然ごめんね？なんかバイトもしてないし
ちょっと気になっちゃって。」
神「ううん、全然！
バイトするなら勉強しろって感じでさ、
その代わり仕送り多めにするからって。」
勇太のお父さんが社長さんなのかな？
、、ん？
勇太の苗字って、神宮寺、、
、、あれ？
私の会社の社長の名前、、
いやいやいや、そんな偶然ないよね、きっと！
んー、でも、神宮寺って珍しいからなあ、、
「ねえ、勇太？もしかしてもしかしちゃう…？」
神「あー…もしかしちゃうかも…」
「えー！！！！！！」
神「ちょちょ！落ち着いてー！
ごめんね、伝えられてなくて…
初めて会社まで送ったときに気付いたんだけど
タイミング逃しちゃって今日まできちゃって…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 254人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yu.K | 作成日時：2019年6月10日 17時
