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あなたside
タピオカ屋さんには若い女の子が多くて、
ジンくんに視線が集まっているのを感じる。
″あの人、かっこいい″
″芸能人かな？″
そういう会話も耳に入ってきて、
私なんかが一緒にいていいのかなって思ってしまう。
もしジンくんと付き合って、
一緒に出かける度にこういう気持ちに
なるんだとしたら耐えられないかもしれない…
なんてネガティブなことばかり考えてしまうんだ。
タピオカを飲み終えてお店を後にする。
「久しぶりに海に行けてうれしかった！
私がお礼する方なのに、なんかごめんね？」
神「喜んでもらえてよかった！
じゃあさ、1つお願いしてもいい？」
「私にできることなら。」
神「今日の夜、Aちゃんの手料理が食べたい！」
…誰かに料理を振舞ったのなんて元カレ以来だし
たいしたもの作れないし、、どうしよう…
神「…だめ？」
「たいしたもの作れないよ…？」
神「それっていいってこと？」
「う、うん、、」
神「やった！んじゃ、スーパー寄って俺んち！」
ジンくんの家に行くのか…
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作者名：Yu.K | 作成日時：2019年6月10日 17時
