君との日々

ない ページ43

あのドッキリ事件から数日


雑誌の撮影があるらしく

宿舎から少し離れた、海があるところに来ていた。

今回の撮影は時間がかかるらしく

3日間はこの海の近くのホテルに泊まることになっている。


にしても冬の海は寒い。



RM「寒いか？」


ナムジュンオッパがクルクルと私に自分のマフラーを巻いてくれる。

やっぱり、気遣いの出来る素敵なお兄さんだなあ。




こうやって撮影の様子を見てると、みんなアイドルなんだなあって実感する。



今日のぶんの撮影が終わったときにはもう辺りは真っ暗。


みんなでホテルに戻りご飯を食べ
あとは寝るだけ、というとき

TH「あーー！！！！！！！」


SG「わあ！なんだよお前はいっつも！」


テヒョンオッパの爆音ボイスに全員が肩を震わせた。


TH「ない！ないんだよ！」

JN「何が？」


TH「指輪！」


JH「いつも付けてたやつ？」


TH「そう！お気に入りだったのに・・」


JK「さっきジミニヒョンと海で遊んでたときに外れたんじゃないですか？」



落ち込むテヒョンオッパ。

絶対海に流されたよね・・・


仕方ない、ということで部屋に戻り
一斉に就寝。

ちなみに部屋は1人1部屋。


贅沢だ・・・←



でも私は眠れなかった。

さっきの指輪のことが気になって。


テヒョンオッパはかなり落ち込んでたし。




よし、探しにいこう。


着替えて私は外に出た。


外は雨が降っていた。

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