相談 ページ25
『もしもし?Aちゃん?』
『あ、ラミオンニ?』
『ふふ、声聞きたくて電話しちゃったー!』
ラミオンニは、主に防弾少年団のステージに関わっているスタッフさん。
メンバーの皆に連れられて何度かリハーサルとかを見に行っているうちに仲良くなった。
ラミ『ね、明日ご飯行かない?』
『え?あ、いいですね!』
ラミ『やった♪じゃあ明日の夜車で迎えに行くね!』
『はい!』
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そんな約束をした昨日。
あっという間にその時間は来て今はおしゃれなレストランの個室にオンニと2人きり。
ラミ「さ、いっぱい食べよう!」
実は私は今日、オンニに相談したいことがあった。
「オンニ、ひとつ、相談したいことがあります」
ラミ「ん?何」
「私、一般人なんですよ」
ラミ「いや、知ってるから。まあ芸能人並みに美人だけどねAちゃん」
お世辞まで上手なんだから、オンニは。
「私みたいな人が防弾少年団と一緒にいちゃ、ダメですよね」
そう、ずっと悩んでいたこと。
キラキラ輝くアイドルが私なんかのお世話をしてくれている。
いつまでも迷惑かけていられない。
でも他に居場所がない私はどうしたらいいかわからない。
ラミ「なに、そんなことで悩んでたの?」
「そんなことって…」
ラミ「みんなは迷惑だなんて思ってないよ」
「え?」
ラミ「ほら、私って防弾少年団のステージに必ずついてるスタッフだから自然と皆とも仲良くなって。それで話すようになったんだけど、ある日みんな新しい家族が出来た!可愛い妹ができた!って自慢してきたのよ(笑)」
え、みんなが…?
ラミ「しつこいくらいその話しかしないからどんな子なんだろうって私も気になってきちゃってwwそしたらこんなに美人でいい子なんだもん!」
「…照//」
ラミ「みんなAちゃんのことを本当に大事に思ってるのよ。だからさ、もう少し心を開いてあげて?こうやって私と話してるみたいに接してあげて? Aがあんまり喋ってくれない〜!ってみんな嘆いてるからさwww」
そうだったんだ…
なにも知らなかった…
ラミオンニに相談してみて良かった。
気持ちが楽になった。
「オンニ、ありがとうございました」
ラミ「いえいえ。…まあテヒョンにとってはAちゃんは特別な存在みたいだけどね」
最後のラミオンニの言葉を
私は聞いていなかった。
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ソンリュ(プロフ) - BTS loveさん» わ〜ユビンのペン第1号ですね!笑 コメありがとうございます(*´艸`)頑張ります〜 (2015年1月14日 17時) (レス) id: 84b0913213 (このIDを非表示/違反報告)
BTS love(プロフ) - ユビンloveです!!めっちゃいい人ですね!!笑これからも頑張ってください(*^◯^*) (2015年1月14日 16時) (レス) id: 4f6669d4c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソンリュ | 作成日時:2015年1月3日 13時