バンタン学園 (ページ5)

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「お疲れ様。調子はどう？」
「いたって順調」

奥の部屋から出てきたのはソクジンで、両手にコーヒーを持っていた。
一つをユンギに渡しもう一つの方に口をつける？

「ナムジュンのは？」
「パソコンの近くに置いて零したらどうするの」
「ああ...そりゃだめだ」
「でしょ？」

二人で顔を合わせて小さく笑っていれば、「聞こえてるけど？」とナムジュン。視線はパソコンの画面に向けられたままだ。

「にしても、本当に女だったとはな...」
「噂も時には頼りになるね」
「まあほとんどはホソクのお陰だな」
「僕ー？呼んだ？え、呼んだ？」

バァンと扉を開けて入ってきたホソクはいつものテンションでユンギに飛びかかった。

「ってぇよばか、」
「だって呼ばれた」
「子供かっ！」
「仲良いなぁ、二人とも」

「そうじゃねぇ/でしょでしょ！！」

ソクジンの言葉に揃って答える二人。
何だかんだ仲のいいこの二人だからこそ、肩を並べて副会長を務められるのかもしれない...と密かに思うのはナムジュンだ。