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th「A」
私の名前を小さく呼び、
二人に見えないように後ろで手をギュッと握ってくれる。
テテを見上げれば、
にひっと四角い口で笑う。
口パクで、「任せて」なんて言っている。
『……え、えっ……と、』
th「こんにちは。テヒョンです。
ジョングクくんとAの友人です。
ジョングクくんとはどのようなご関係ですか？
僕たちに関係を言わせておいて、自分は言わないというのは失礼だと思うのですが。」
テテが淡々と述べると、
エリさんは驚いた顔をする。
er「あら、失礼だったわね。
私はグクの…、『あの！！！！』
それは私が聞きたかったこと。
でも、聞きたくない。
もうこれ以上、傷つきたくない。
一度は立ち直った。でも、もう無理みたい。
私の中で、何かが音を立てて切れたんだ。
『……テテ、ごめん……応援して、くれたのに……
わたし……もう頑張れないや。』
ﾀﾞｯ
知ってた。だいたい分かってた。
本当は私の事好きじゃないのも。
ちょっと期待した。それがだめだった。
彼女がいることくらい、予想はついてた。
あんなカッコイイ人誰も放っておく訳がない。
私なんかが隣に並ぶなんてことありえないんだ
でもさ、ちょっとくらい夢見させてよね。
こんな私でも、
私のこと好きかも
私と付き合ってくれるかも
そう思うくらいはいいでしょ？
そう。思うくらいはいいんだ。
だから想像は想像のままで終わった。
私の恋は、もう終わった。
彼女がいる人に手を出すなんて、できない。
奪ったりなんかできない。
気付けば家の前まで来ていた。
『う、うっ……』
おんま「おかえりーって、どうしたの」
『おんま……。Aの青春は…
桜のように散り去っていったよ。…うぅ、』
おんま「いやいやいやいや何があった」
『失恋ってやつですよ。もう、いいんです。
泣き疲れました。泣き飽きました。』
おんま「泣き飽きるって何!?」
『涙さえ出てこなくなったわ。
もうお終いだ。最悪の場合ジミナって
言ってたし、ジミナと結婚しよう。』
おんま「何の話よ。」
グク。
あなたは眺めるだけでいいわ。
関わると色々と傷つくから。
好きだよ。
好きだったよ。
大好きでした。
愛してました。
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かにかまるん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最後の最後まで萌えるぐったんで、「誰？！こんなぐったんよくしたの!!主さん天才かよ!!」とか一人で言ってました…苦笑(((え ピョンテバージョンも楽しみにまってます♪ (2020年11月1日 0時) (
レス) id: bc18b0ebfe (このIDを非表示/違反報告)
bangtansalangha(プロフ) - きりさん» はい！カオスじゃなくなって良かったです笑笑 読者の皆様に喜んでいただけるのが私の一番の幸せです♪ 申し訳なくないですよーー！ (2020年10月31日 21時) (レス) id: 24d6394353 (このIDを非表示/違反報告)
きり(プロフ) - もしかして、わざわざグクのとなりにいた女の子の名前変えてくれたんですか？！え、あの申し訳ないし、ほんとありがとうございます！(*´ﾉ∀`*)おかげでカオスじゃなくなりました！(え)) (2020年10月31日 21時) (レス) id: 473f5ef81c (このIDを非表示/違反報告)
bangtansalangha(プロフ) - ﾏｯｽﾙﾗﾋﾞｯﾄさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!毎日更新目指していたのですが、昨日は更新できず……(´；ω；｀) 楽しみにしていてください！！ (2020年10月31日 7時) (レス) id: 24d6394353 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｯｽﾙﾗﾋﾞｯﾄ - 短編じゃなくても全然大丈夫ですよ！逆にお話が最高すぎて読んでいて天才だなと思うし、私も毎回夜から叫んで癒しをもらっていますから！ゆっくりで良いので更新頑張ってください！応援しています(*^^*) (2020年10月30日 21時) (レス) id: 4620046a07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむち。 | 作成日時：2020年10月17日 17時
