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＊さん、 ページ3
ユンギさんは驚いていたけど、少し考えて
YG「ソユン。キム・ソユン。」
キム・ソユン。
これが私の名前。
今日 この世界に初めて私が存在した気がした。
「キム・ソユン…。」
何度も私の名前が頭を駆け巡る。
YG「行くぞ。危ないから捕まっとけ。」
初めてバイクに乗った。
狭い路地を抜け、初めて見るソウルの街を目に焼きつけた。
だけど、通り過ぎる人はみんな蔑んだ目を私に向けた。
やっぱり死んだほうが良かったのかな。
YG「ソユンは姉さんとか居たりする？」
「居ないと思う…たぶん。」
生まれたときから施設だからそんなの知らない。
YG「ふーん。」
ユンギさんは私が施設育ちってこと、帰る家もないこと、、知らないよね。
そう言えば、乗れって言われてついてきたけど
ここって……
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作者名：かれーらいふ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=eight0911reina
作成日時：2017年9月27日 0時
