今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:14,943 hit
小｜中｜大
じゅうご、ユンギside ページ15
それから先の言葉なんて聞こえなくて、
すぐさま家を飛び出した。
「さむっ。」
真冬で雪がまだ降っていた。
コートを着るのも忘れて病院へ向かった。
途中渋滞に遭って30分程で着いた。
雪のように真っ白な病室に横たわる俺の彼女。
その髪もやっぱり真っ白で
ずっと守るって約束したのに
結局守ってあげられなかった。
あの時無理にでも送っていってたら、未来は変わっていたのかな
医師「…ミン・ユンギさんですか？」
現実を受け止められないでいる俺に医師は言った。
医師「これ…現場にあったものです。…どうぞ」
白い正方形の箱に入ったそれは一目見て何か分かった。
「婚約…指輪」
"結婚してください"
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かれーらいふ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=eight0911reina
作成日時：2017年9月27日 0時
